童話。
ちょっとだけ、スピリチュアル。
×
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けっきょく オウェングス は
この ほし に まる みっか に わたる
たいざい を して いました。
【みこ】 の サタラン に あんない され
この クニ の しゅよう な
とし や しせつ を めぐり、
じゅうよう な ポジション に ある ひとびと と
めんかい する きかい に めぐまれ ました。
サタラン は とても わかい ながら
「かなり の くらい の たかい」
【みこ】なのだ、と いう こと も わかり ました。
★
オウェングス が じぶんの ほし へ もどる ぜんじつ。
サタラン の いえ に まねかれ ました。
ひとり ぐらし の かのじょ の いえ は
じゅうぶん すぎる ほど に
りっぱ で ひろい もの でした。
いくつ も へや が あり、
にっちゅう かのじょ が いない あいだ に
みならい の 【みこ】 である じじょ の なんにん が
かじ や そうじ を すませて おいて くれる と いい ます。
ながい ろうか を あるき ながら
サタラン は つたえて きました。
~ じじょ たち は
こんばん、 じたく へ かえし ました。
オウェングス を よくしつ の まえ に
あんない する と。
~ ゆっくり あせ を ながして、
つかれ を とって ください ね。
と すすめて くれました。
ゆげ の おく には
たっぷり の ゆ が はられた ふろ・・・
オウェングス の ほし では
なかなか できない ぜいたく です。
~ すばらしく ゆたか な ほし なんだ なあ・・
そう ひたすら かんどう して いました。
~ こじん の いえ で、
この ふろ とは、・・ねぇ・・・
★
ふろ から あがって リビング へ もどると。
なれた ようす で りょうり を する サタラン が いました。
てづくり の しょくじ を ふたり で かこんで、
いくら きいても きょうみ ぶかく おもしろい
この ほし の くらし に はなし が はずみ ました。
~ かならず また、 きて ください。オウェングス。
サタラン は そう つたえて きました。
おいしい しょくじ に まんぞく しながら
「もちろん・・・ いじゅう の けいかく の せいこう に
きみ にも きょうりょく を
この さき も ぜひ おねがい するよ。
りょうり、とても おいしかった。 ほんとう に ありがとう。」
オウェングス は
「また、あす かえる まえ に ごあいさつ に うかがい ます ね」
いままで たいざい させて もらって いた
【しんでん の しゅくしゃ】 へ もどる、と せき を たち ました。
サタラン は あきらか に
さみしそう な ひょうじょう を うかべる と
たちあがった オウェングス の うで を そっと とり。
~ きゃくま は たくさん あります から・・。
どうぞ、すき な へや に とまって いって ください。
うつむき ながら
ためらい がち な しねん が おくられて きました。
オウェングス は それ が どういう いみ なのか を
りかい できる ほど の、けいけん も なく、
まだまだ、かれ は おとな ・・・では ありません でした。
「どう したん です か? ・・・サタラン?」
あたま ひとつぶん こがら な サタラン の
うつむく かお を くび を かしげ のぞみ こむ オウェングス。
みえた の は
しろい ほほ を つたう なみだ。
はり が ささった ような いたみ が
かれ の むね に するどく はしり ました。
あおい ひとみ が オウェングス を みつめます。
うるんだ ひとみ は ほし の よう で・・・。
じょせい を はじめて 「うつくしい」 と かんじ ました。
はかなげな よこがお に ときめき を おぼえ ました。
~ とまって いって ください・・・
かのじょ は なんど も そう つたえて きます。
「・・・わかったよ。 かえらない から。
おねがい だから、 なかない で。 サタラン?」
さめざめ と なみだ する サタラン を なだめ。
すこし おちついた かのじょ に
きゃくま に あんない されると、
オウェングス は しんぐ に きがえて
しんだい に よこ に なりました。
たかい まど から つきあかり が さしこみます。
そこ に ふるさと の あかい ほし が うかんで います。
「さすが に しんぱい してる だろう な・・・ みんな・・・」
きえた じぶん を さがして いる で あろう
ムラの さわぎ を おもいながら・・・
「・・・ こっぴどく しかられる だろうな・・・」
おおきく のび を しながら あくび。
あす は、「ジャンプ」も できる はずだ。
くること が できた ならば。
「ぜったい、かえる ことだって できる。」
そんな こと を かんがえ て いる うちに。
まぶた が おもく なって きました
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この ほし に まる みっか に わたる
たいざい を して いました。
【みこ】 の サタラン に あんない され
この クニ の しゅよう な
とし や しせつ を めぐり、
じゅうよう な ポジション に ある ひとびと と
めんかい する きかい に めぐまれ ました。
サタラン は とても わかい ながら
「かなり の くらい の たかい」
【みこ】なのだ、と いう こと も わかり ました。
★
オウェングス が じぶんの ほし へ もどる ぜんじつ。
サタラン の いえ に まねかれ ました。
ひとり ぐらし の かのじょ の いえ は
じゅうぶん すぎる ほど に
りっぱ で ひろい もの でした。
いくつ も へや が あり、
にっちゅう かのじょ が いない あいだ に
みならい の 【みこ】 である じじょ の なんにん が
かじ や そうじ を すませて おいて くれる と いい ます。
ながい ろうか を あるき ながら
サタラン は つたえて きました。
~ じじょ たち は
こんばん、 じたく へ かえし ました。
オウェングス を よくしつ の まえ に
あんない する と。
~ ゆっくり あせ を ながして、
つかれ を とって ください ね。
と すすめて くれました。
ゆげ の おく には
たっぷり の ゆ が はられた ふろ・・・
オウェングス の ほし では
なかなか できない ぜいたく です。
~ すばらしく ゆたか な ほし なんだ なあ・・
そう ひたすら かんどう して いました。
~ こじん の いえ で、
この ふろ とは、・・ねぇ・・・
★
ふろ から あがって リビング へ もどると。
なれた ようす で りょうり を する サタラン が いました。
てづくり の しょくじ を ふたり で かこんで、
いくら きいても きょうみ ぶかく おもしろい
この ほし の くらし に はなし が はずみ ました。
~ かならず また、 きて ください。オウェングス。
サタラン は そう つたえて きました。
おいしい しょくじ に まんぞく しながら
「もちろん・・・ いじゅう の けいかく の せいこう に
きみ にも きょうりょく を
この さき も ぜひ おねがい するよ。
りょうり、とても おいしかった。 ほんとう に ありがとう。」
オウェングス は
「また、あす かえる まえ に ごあいさつ に うかがい ます ね」
いままで たいざい させて もらって いた
【しんでん の しゅくしゃ】 へ もどる、と せき を たち ました。
サタラン は あきらか に
さみしそう な ひょうじょう を うかべる と
たちあがった オウェングス の うで を そっと とり。
~ きゃくま は たくさん あります から・・。
どうぞ、すき な へや に とまって いって ください。
うつむき ながら
ためらい がち な しねん が おくられて きました。
オウェングス は それ が どういう いみ なのか を
りかい できる ほど の、けいけん も なく、
まだまだ、かれ は おとな ・・・では ありません でした。
「どう したん です か? ・・・サタラン?」
あたま ひとつぶん こがら な サタラン の
うつむく かお を くび を かしげ のぞみ こむ オウェングス。
みえた の は
しろい ほほ を つたう なみだ。
はり が ささった ような いたみ が
かれ の むね に するどく はしり ました。
あおい ひとみ が オウェングス を みつめます。
うるんだ ひとみ は ほし の よう で・・・。
じょせい を はじめて 「うつくしい」 と かんじ ました。
はかなげな よこがお に ときめき を おぼえ ました。
~ とまって いって ください・・・
かのじょ は なんど も そう つたえて きます。
「・・・わかったよ。 かえらない から。
おねがい だから、 なかない で。 サタラン?」
さめざめ と なみだ する サタラン を なだめ。
すこし おちついた かのじょ に
きゃくま に あんない されると、
オウェングス は しんぐ に きがえて
しんだい に よこ に なりました。
たかい まど から つきあかり が さしこみます。
そこ に ふるさと の あかい ほし が うかんで います。
「さすが に しんぱい してる だろう な・・・ みんな・・・」
きえた じぶん を さがして いる で あろう
ムラの さわぎ を おもいながら・・・
「・・・ こっぴどく しかられる だろうな・・・」
おおきく のび を しながら あくび。
あす は、「ジャンプ」も できる はずだ。
くること が できた ならば。
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サタラン が つれて きた どうきょう の いみん・・・
それは オェングス の ひとまわり うえ の
おとな の だんせい でした。
「・・・ひさしぶり に どうきょう の もの に あえた!」
かれは なみだ を うかべて
しょたいめん ながら なつかしげ に オウェングス を
だきしめました。
「・・・こんな に まだ、
しょうねん って いえる ほど わかい の に・・・
きみ は 【リーダー】 なのか!?・・・
すごい じゃあ ないか」
ネックレス を みつめる と
かるく えしゃく を する、だんせい。
オウェングス に けいい を はらって くれました。
「ぼく は ・・・
【よそ の ほし へ の ジャンプ と いう タブー】
を みず から おかし ました。
でも、 いきて ここ に くること が できて・・・
こちら の 【サタラン】 に たすけて いただき ました。
ただ の むてっぽう です・・・
いまごろ、みんな どれほど しんぱい を してるか・・」
オウェングス は にがわらい を うかべ ました。
「あなた は どうして ここへ?」
だんせい は とうじ
けんちく を やくわり と した ムラ に くらし
いえ を たてる ざいりょう を もとめて
もくざい を きりだし て いた とき に。
じげん が ふあんてい に なり
とっさ に にげよう と ひぶっしつか して
「ジャンプ」 を したら・・・
ここ へ きて しまった、 と いう の でした。
「かえり の 【ジャンプ】 を した ところ で
ぶじ に もどれる じしん が なくてね・・・
そうこう して くらす なか で
いま の つま に であって、けっこん した。
ことば は まだ うまく はなせ ない けれど
かのじょ が しねん を よみとって くれる から
コミュニケーション に こまる こと は まず ないよ。
いちばん おどろいた のは・・・
こども の つくりかた の ちがい、 だね。
・・・きみ は クニ に おくさん は いるの かい?」
オウェングス は かた を すくめて
つま も こども も いない、 と こたえ ました。
「そうか、クニ では にくたい を ひつよう と しない
こども の つくりかた を する・・・、
それ は しって いる よね?」
オウェングス は うなずき ます。
「ここ では 【にくたい】 が そのとき に ひつよう なんだ。
にくたい の ひぶっしつか が できない んだ。
この わくせい の ひとびと は、 ・・・ね。
かわり に
おたがい の にくたい を、
その さいぶ に いたる まで
こころ から いとおしみ あう んだよ。
しあわせ で こうふく に みちた
やすらぎ に つつまれる かんどう を おぼえる よ。
そして つま の からだ の なか に
めばえる いのち の しんぴ・・・
にくたい の すばらしさ を まなんだ。。。
・・・きみ にも その チャンス が あると いい ね。
けいけん する と いい。 かちかん が かわる。」
~ ぼく は それ には あまり きょうみ は ない・・・
オウェングス は そう いい かけ て。
「・・・そうですか。」 と えがお を つくりました。
だんせい の はなし に よれば
ほぼ、ぶんか てき な めん で の
さ は ない の だが、
かぞく の たんい で いえ を もって
くらす と いう こと が 、
さいだい の ちがい だろう と いう こと。
そして、 こども は にねん も すれば
すっかり こころ も からだ も おとな に なり
ひとりだち して いく と いう。
「じゅんけつ の この ほし の こども たち より
かくだん に はやく そだつ うえ に とても じょうぶ」
だんせい は それ が ほこらしい と かたり ました。
★
「もしも、ぼくたち しゅぞく が こちら に いじゅう したら。。。
こまる もんだい は とくべつ みあたら ない、
と いえる の でしょう か?」
オウェングス は もんだい の かく に ふれて みました。
「たとえば、 この わくせい の 【ふうどびょう】の
しんぱい、は 。。。 ぼくら にも あります か・・?」
だんせい は しずか に うなづき ながら・・・
「なぜか、それ には 【かからない】んだ・・・
ある しゅ の 、【こうたい】 が
われわれ の しゅぞく に は ある らしい。
くわしい こと は この、【みこ】さん に
たずねれる と いいだろう。。。
この ほし の うけいれ に もんだい は ない と おもう。
とても、ゆうこうてき だし、
ぼくら の 【しゅぞく そのもの】 を もとめて くれて いる。
むしろ、もんだい は 【ちがう ところ に ある】・・・
きみ も そう、かんじて いる の だろう・・ ちがう かい?」
「おっしゃる とおり ですね。
もんだい は 【ぼくら】の がわ に ある。。。」
オウェングス は だんせい と かたく あくしゅ を かわして
「あなた に あえて よかった」と おれい を のべ ました。
「きみ は どうする? ここ に のこる の かい?」
だんせい は たずねます。
「いずれ は、そう したい・・・ です。
ぼく は いちど クニ に かえり ます・・・
そして 【みんな】を せっとく して
ここ へ つれて きます。 ・・・きっと。」
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それは オェングス の ひとまわり うえ の
おとな の だんせい でした。
「・・・ひさしぶり に どうきょう の もの に あえた!」
かれは なみだ を うかべて
しょたいめん ながら なつかしげ に オウェングス を
だきしめました。
「・・・こんな に まだ、
しょうねん って いえる ほど わかい の に・・・
きみ は 【リーダー】 なのか!?・・・
すごい じゃあ ないか」
ネックレス を みつめる と
かるく えしゃく を する、だんせい。
オウェングス に けいい を はらって くれました。
「ぼく は ・・・
【よそ の ほし へ の ジャンプ と いう タブー】
を みず から おかし ました。
でも、 いきて ここ に くること が できて・・・
こちら の 【サタラン】 に たすけて いただき ました。
ただ の むてっぽう です・・・
いまごろ、みんな どれほど しんぱい を してるか・・」
オウェングス は にがわらい を うかべ ました。
「あなた は どうして ここへ?」
だんせい は とうじ
けんちく を やくわり と した ムラ に くらし
いえ を たてる ざいりょう を もとめて
もくざい を きりだし て いた とき に。
じげん が ふあんてい に なり
とっさ に にげよう と ひぶっしつか して
「ジャンプ」 を したら・・・
ここ へ きて しまった、 と いう の でした。
「かえり の 【ジャンプ】 を した ところ で
ぶじ に もどれる じしん が なくてね・・・
そうこう して くらす なか で
いま の つま に であって、けっこん した。
ことば は まだ うまく はなせ ない けれど
かのじょ が しねん を よみとって くれる から
コミュニケーション に こまる こと は まず ないよ。
いちばん おどろいた のは・・・
こども の つくりかた の ちがい、 だね。
・・・きみ は クニ に おくさん は いるの かい?」
オウェングス は かた を すくめて
つま も こども も いない、 と こたえ ました。
「そうか、クニ では にくたい を ひつよう と しない
こども の つくりかた を する・・・、
それ は しって いる よね?」
オウェングス は うなずき ます。
「ここ では 【にくたい】 が そのとき に ひつよう なんだ。
にくたい の ひぶっしつか が できない んだ。
この わくせい の ひとびと は、 ・・・ね。
かわり に
おたがい の にくたい を、
その さいぶ に いたる まで
こころ から いとおしみ あう んだよ。
しあわせ で こうふく に みちた
やすらぎ に つつまれる かんどう を おぼえる よ。
そして つま の からだ の なか に
めばえる いのち の しんぴ・・・
にくたい の すばらしさ を まなんだ。。。
・・・きみ にも その チャンス が あると いい ね。
けいけん する と いい。 かちかん が かわる。」
~ ぼく は それ には あまり きょうみ は ない・・・
オウェングス は そう いい かけ て。
「・・・そうですか。」 と えがお を つくりました。
だんせい の はなし に よれば
ほぼ、ぶんか てき な めん で の
さ は ない の だが、
かぞく の たんい で いえ を もって
くらす と いう こと が 、
さいだい の ちがい だろう と いう こと。
そして、 こども は にねん も すれば
すっかり こころ も からだ も おとな に なり
ひとりだち して いく と いう。
「じゅんけつ の この ほし の こども たち より
かくだん に はやく そだつ うえ に とても じょうぶ」
だんせい は それ が ほこらしい と かたり ました。
★
「もしも、ぼくたち しゅぞく が こちら に いじゅう したら。。。
こまる もんだい は とくべつ みあたら ない、
と いえる の でしょう か?」
オウェングス は もんだい の かく に ふれて みました。
「たとえば、 この わくせい の 【ふうどびょう】の
しんぱい、は 。。。 ぼくら にも あります か・・?」
だんせい は しずか に うなづき ながら・・・
「なぜか、それ には 【かからない】んだ・・・
ある しゅ の 、【こうたい】 が
われわれ の しゅぞく に は ある らしい。
くわしい こと は この、【みこ】さん に
たずねれる と いいだろう。。。
この ほし の うけいれ に もんだい は ない と おもう。
とても、ゆうこうてき だし、
ぼくら の 【しゅぞく そのもの】 を もとめて くれて いる。
むしろ、もんだい は 【ちがう ところ に ある】・・・
きみ も そう、かんじて いる の だろう・・ ちがう かい?」
「おっしゃる とおり ですね。
もんだい は 【ぼくら】の がわ に ある。。。」
オウェングス は だんせい と かたく あくしゅ を かわして
「あなた に あえて よかった」と おれい を のべ ました。
「きみ は どうする? ここ に のこる の かい?」
だんせい は たずねます。
「いずれ は、そう したい・・・ です。
ぼく は いちど クニ に かえり ます・・・
そして 【みんな】を せっとく して
ここ へ つれて きます。 ・・・きっと。」
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き が つくと。
オウェングス は ねむって いました。
いちど に たくさん の じょうほう を
ちょくせつ のうない に おくり こまれた ため
しょり を しきれず いしき を なくした よう でした。
め を あける と。
さきほど の 「おんな」 が
わき に こし を おろし オウェングス を みつめて いました。
「・・・ また ねてたか ・・・」
「おんな」の ひとみ を みつめると
あおい こと に きづき ました。
ちかい となり の ほし だと いうのに
ずいぶん ひと の すがた も
その のうりょく も ちがう ものだ と じっかん しました。
~ だいじょうぶ ですか? ぐあい は いかが?
「さっき つたわって きた 【あれら】の こと が
きみたち の ねがい・・ なんだね?」
「おんな」 が ほほえんで うなずく と
しろい かみのけ が ほほ に ながれ かかります。
「そういえば、あなた の なまえ を・・ きいて いなかった。」
~ わたし は 【みこ】の サタラン ・・です。
「・・さた・・? ・・え??」
~ サタラン ・・です。
「サタラ、だね。」
「おんな」は、くすりと わらって、
もう いちど イメージ を つたえて くれました。
~ いえ、サタラン ・・です。
「・・・ごめん・・・ サタラン、ね。
ぼく は オウェングス。
ひとびと の くらす とち の かいたく を している。
あらためて、よろしく。」
~ オウェングス、こちら こそ よろしく。
ことなる ほし の【みこ】、 サタラン。
その イキゾチック な ほほえみ を みあげ ながら
オウェングス は ふくざつ な おもい に かられて いました。
★
サタラン が かたった のは
オウェングス が あこがれ つづけた
【あおい わくせい】 の きびしい げんじつ でした。
* * *
この わくせい には ふるく から ふうどびょう が あり
それ に たいする めんえき が
じゅうにん たち には ありました。
いっぽう で その めんえき が あるため に
じゅみょう が みじかい もの が おおい の でした。
めんえき が かじょう に はたらいて
ひとびと の からだ を むしばむ ために・・・。
いりょう を つかさどる 【しんかん】と【みこ】たち は
けんきゅう を かさね、
めんえき の ぼうそう を おさえる くすり も
すで に かいはつ して います。
しかし、げんりょう じたい が とても こうか で
とうぜん できた くすり そのもの も たかく なる ため に
いちぶ の ゆうふく な ものたち しか て に できません。
* * *
オウェングス が 「あかい わくせい」 から の
はじめて の らいほうしゃ では ないこと も
おそわり ました。
かつて、 ぐうぜん も ふくめて
なんにんか の 「あかい わくせい」 が こちら へ やって きて
そのまま ここ に くらした ぜんれい が ある こと。
そして この ほし の ひと と むすばれて
こども が うまれた れい が いくつか ある こと。
その こども たち は
ふうどびょう の めんえき を もたない にも かかわらず、
それ を わずらう こと が ありません。
しかも とても じょうぶ で ながいき を している。。。
* * *
サタラン は さら に つづけ ます・・・
あなたがた が いじゅう さき の とち を
もとめる ならば ぜひ この わくせい へ いらして ください。
【わたしたち】 は よろこんで うけいれ を いたします。
そのため の たいせい を ととのえ ます。
あなたがた の わくせい が 「じげんてき」に
あんてい しない のは
おそらく 「わたしたち の あおい ほし」 が
あまり に ちかい ため なのです。
いんりょく と じゅうりょく の アンバランス が
ふあんてい な じょうきょう を
さら に じょちょう して いる じったい を
わたしたち は りかい して います。
みなさん の いじゅう が かんりょう したら
【あかい ほし】 を あなたがた の 【ちから】 で
とおい じげん へと おくって ください。
それが おそらく
あなたがた の のぞみ で ある、
あんてい した とち に くらす と いう こと
それ を かなえる
いちばん ちかい もの と なる でしょう。
あなた が にくたい を ぶっしつか の じょうたい でも
しそん を のこす きのう を そなえ て いる こと は
さきほど しらべ させて いただき ました。
からだ の こうぞう として わたしたち と
おおきな さ は みられ ない し
いでんし の レベル で 「じんしゅ の ちがい」ていど と
かくにん が できました。
かって な こと を して 、
たいへん しつれい しました。
どうか、おゆるし ください。
もうしわけ ありません でした。
★ ★ ★
オウェングス は かんがえ させて ほしい と いい。
「ここに くらす 【あかい ほし】 から の いみん」に
ぜひ あいたい と つたえ ました。
サタラン は 「つれてくる」 と やくそく し
すぐに もどります と いい。
オウェングス を とめている
【しんでん】の しゅくしゃ の いっしつ を
あと に しました。
★ ★ ★
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オウェングス は ねむって いました。
いちど に たくさん の じょうほう を
ちょくせつ のうない に おくり こまれた ため
しょり を しきれず いしき を なくした よう でした。
め を あける と。
さきほど の 「おんな」 が
わき に こし を おろし オウェングス を みつめて いました。
「・・・ また ねてたか ・・・」
「おんな」の ひとみ を みつめると
あおい こと に きづき ました。
ちかい となり の ほし だと いうのに
ずいぶん ひと の すがた も
その のうりょく も ちがう ものだ と じっかん しました。
~ だいじょうぶ ですか? ぐあい は いかが?
「さっき つたわって きた 【あれら】の こと が
きみたち の ねがい・・ なんだね?」
「おんな」 が ほほえんで うなずく と
しろい かみのけ が ほほ に ながれ かかります。
「そういえば、あなた の なまえ を・・ きいて いなかった。」
~ わたし は 【みこ】の サタラン ・・です。
「・・さた・・? ・・え??」
~ サタラン ・・です。
「サタラ、だね。」
「おんな」は、くすりと わらって、
もう いちど イメージ を つたえて くれました。
~ いえ、サタラン ・・です。
「・・・ごめん・・・ サタラン、ね。
ぼく は オウェングス。
ひとびと の くらす とち の かいたく を している。
あらためて、よろしく。」
~ オウェングス、こちら こそ よろしく。
ことなる ほし の【みこ】、 サタラン。
その イキゾチック な ほほえみ を みあげ ながら
オウェングス は ふくざつ な おもい に かられて いました。
★
サタラン が かたった のは
オウェングス が あこがれ つづけた
【あおい わくせい】 の きびしい げんじつ でした。
* * *
この わくせい には ふるく から ふうどびょう が あり
それ に たいする めんえき が
じゅうにん たち には ありました。
いっぽう で その めんえき が あるため に
じゅみょう が みじかい もの が おおい の でした。
めんえき が かじょう に はたらいて
ひとびと の からだ を むしばむ ために・・・。
いりょう を つかさどる 【しんかん】と【みこ】たち は
けんきゅう を かさね、
めんえき の ぼうそう を おさえる くすり も
すで に かいはつ して います。
しかし、げんりょう じたい が とても こうか で
とうぜん できた くすり そのもの も たかく なる ため に
いちぶ の ゆうふく な ものたち しか て に できません。
* * *
オウェングス が 「あかい わくせい」 から の
はじめて の らいほうしゃ では ないこと も
おそわり ました。
かつて、 ぐうぜん も ふくめて
なんにんか の 「あかい わくせい」 が こちら へ やって きて
そのまま ここ に くらした ぜんれい が ある こと。
そして この ほし の ひと と むすばれて
こども が うまれた れい が いくつか ある こと。
その こども たち は
ふうどびょう の めんえき を もたない にも かかわらず、
それ を わずらう こと が ありません。
しかも とても じょうぶ で ながいき を している。。。
* * *
サタラン は さら に つづけ ます・・・
あなたがた が いじゅう さき の とち を
もとめる ならば ぜひ この わくせい へ いらして ください。
【わたしたち】 は よろこんで うけいれ を いたします。
そのため の たいせい を ととのえ ます。
あなたがた の わくせい が 「じげんてき」に
あんてい しない のは
おそらく 「わたしたち の あおい ほし」 が
あまり に ちかい ため なのです。
いんりょく と じゅうりょく の アンバランス が
ふあんてい な じょうきょう を
さら に じょちょう して いる じったい を
わたしたち は りかい して います。
みなさん の いじゅう が かんりょう したら
【あかい ほし】 を あなたがた の 【ちから】 で
とおい じげん へと おくって ください。
それが おそらく
あなたがた の のぞみ で ある、
あんてい した とち に くらす と いう こと
それ を かなえる
いちばん ちかい もの と なる でしょう。
あなた が にくたい を ぶっしつか の じょうたい でも
しそん を のこす きのう を そなえ て いる こと は
さきほど しらべ させて いただき ました。
からだ の こうぞう として わたしたち と
おおきな さ は みられ ない し
いでんし の レベル で 「じんしゅ の ちがい」ていど と
かくにん が できました。
かって な こと を して 、
たいへん しつれい しました。
どうか、おゆるし ください。
もうしわけ ありません でした。
★ ★ ★
オウェングス は かんがえ させて ほしい と いい。
「ここに くらす 【あかい ほし】 から の いみん」に
ぜひ あいたい と つたえ ました。
サタラン は 「つれてくる」 と やくそく し
すぐに もどります と いい。
オウェングス を とめている
【しんでん】の しゅくしゃ の いっしつ を
あと に しました。
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
オウェングス は たしか に いきて いました。
★
「まつり」の ひ。
ひとけ の ない むらはずれ から
となり の わくせい へ 「ジャンプ」 を こころみ ました。
にくたい を しゅんかんてき に ひっぶしつ に して
「あの ほし へ」 と つよく ねがい ました。
・・・おぼえて いる の は そこ まで でした・・・
★
きが つくと。
かたく あつい じめん に ころがって いました。
ただ、 ただ、 ひたすた ねむく て。
おき あがる こと も できない ほど に ねむく。
あかるい ひざし が ねころぶ オウェングス に
ようしゃ なく ふり そそぐ なか。
そこ に ころがって ねむり こんで いました。
「ぼくは・・・いきてる・・・」
~ それなら、なんでも いいや・・
ここ が どこ だろう と・・・
ねむり の りょういき へ オウェングス は
ひき こまれて いき ました。
★
つぎ に きがついた のは
かお の あたり が なにか の かげ で おおわれて
くらく すずしく なった から でした。
まだ、 きょうれつ な ねむけ に あらがえ ず
おきあがる こと が できません。
オウェングス は かるく ねがえり を うち ました。
すると。
じぶん の からだ を なにか が
もち あげる ようす を おぼえ ました。
~ ねむい んだ、すごく・・ ねかせて おいて くれ・・・
★
とても あたたかい やわらかな もの の なか に
よこたわって いる じぶん を かんじて いました。
ゆっくり め を あける オウェングス。
しろい ふわふわ した もの に
からだ が くるまれて いる の が わかりました。
おきあがろう と うで を のばす と。
ふく を きて いません でした。
「・・・・!?・・・・」
ぎょっ と して からだ を おこすと
くるまれて いた もの を はねのけ ました。
そこ は みなれ ない へや でした。
いしづくり の かべ には ところ どころ に
ぬの が はられて いるらしく
みたこと の ない ほどに ていねい な しつらえ でした。
オウェングス の しっている 「けんぞうぶつ」 には
ない つくり が ほどこされ て います。
~ ここ・・ どこだ?
ほんと に 「ジャンプ」 できたん だろう か・・ もしかして。
はっ として、むなもの に て を あて。
ネックレス を さがしました。
「・・・えっ!!! ・・・ないっ!?」
あせり と ふあん に かられて
へや の なか を あるき まわり ました。
「ネックレス どころ か!
ふく も? くつ も! ・・・ない の かっ!?」
じぶん の からだ と せっしょく して いる ぶったい は
ひぶっしつ の じょうたい に できる のうりょく を
オウェングス の しゅぞく は もって います。
そして その じょうたい の まま いどう を して、
ぶっしつか を すれば
それら も ふくげん させる こと が できます。
あきらか に 「なにもの か」が
ふく を ぬがせて、 ここ に ねかせた・・・ と いう こと。
★
まるはだか に されて いる ショック に くわえて
えたい の しれない ほど の
きょうふ が おそって きました。
ちかい ほし だから と いって。
じぶんたち と にた せいめい が いきている なんて
ほしょう は ない・・・
「これ は・・・ かなり、まずく ない か・・?」
いったい これから どうなる のか・・
かんがえる だけ で ふあん に みぶるい しました。
「・・・いや? いますぐ、にげれば いい だけだ・・・」
オウェングス は ふたたび にくたい を ひぶっしつか
させよう と こころみ ました・・・
~ あれ?・・ うそだろ・・?
まったく できません。
オウェングス は ここ に たどりつく まで に
ちから を つかい はたして いました。
「ジャンプ」 では そうとう な たいりょく と せいしんりょく
その どちら も しょうひ されます。
しばらく むり な ことは・・
じぶん の からだ が いちばん わかって います。
「・・・ くそっ・・・ どう なるんだ・・・・」
へや を うろうろ した ところ で
なにか かわる わけ でも ない ので。
オウェングス は もう いちど ふわふわ の しろい もの に
くるまって よこ に なり ました。
よこ に なると、なぜか また ねむく なり ました。
ふあん なのに、 こわい のに・・・
いま は どうしても ねむけ には かて ない の でした。
★
ねむって いる オウェングス ・・・
におい が はな に とどき ました。
おいしそう な・・・におい。。
ねむい め を あけて からだ を おこすと
へや の すみ に テーブル が おかれて
その うえ に しょくじ らしき もの が
あたたか そう に ゆげ を あげて いるの が みえます。
そして、 テーブル の わき の
いす の うえ に きて いた ふく が たたんで ありました。
わき に は ブーツ も おかれて います。
オウェングス は はね あがる よう に とび おきて
テーブル に かけよる と。
ネックレス と イヤリング が
しょくじ の わき に おかれて いました。
しゅうい に ひと の けはい は なく。
いそいで ふく を きて、ブーツ を はきました。
どうやら、きれい に あらって あります。
ふく から さわやかな かおり が します。
ネックレス と イヤリング も み に つけ ました。
よこめ で ふあんげ に しょくじ を ながめ。
「・・・ くえる のか・・? これ・・」
おいしそう な におい は する もの の
みた こと の ない りょうり です。
さら を もち あげて なんど も ながめ。
におい を あらためて たしかめ。
ゆび で つつき ・・・ なめて みました。
・・・・・!・・・・・
「なんだ、これ・・・ すごく うまいっ!!!」
スープ の ような えきたい に ちかい りょうり を
さら に くち を つけて ながしこみ ました。
「・・・へん な 【しょくあたり】
しなきゃ いい けどな・・・」
ものすごく おいしかった だけ に、
ふくざつ な きもち です。
くうふく に まかせて のみ こんだ こと を
オウェングス は すこし こうかい しました。
★
~どの くらい じかん が たった の だろう・・・
そろそろ、いちにち すぎる の では ないか?
さいわい 【しょくあたり】 の しんぱい は あり ません。
ふく を きた まま
しろい ふわふわ した もの に もぐりこみ。
め を あけた まま・・・
ひぶっしつか できる まで
からだ が かいふく する の を
まつ しか ない こと を さとり ました。
そう して また ウトウト していた とき。
かぎ の かかった ドア が
ちいさな おと を たてて ひらきました。
オウェングス は とっさ に ねたふり を つづけ
うすめ で ようす を うかがって みました。
しんぞう が はりさけそう でした。
め に うつった のは 「おんな」らしき すがた でした。
まっしろ な かみのけ の
しろい ふく を まとった ひと が
かお を のぞかせ ました。
テーブル の しょくじ が なくなって いる こと を
かくにん すると。。
「おんな」は すそ の ながい ふく を ひきずり
さらさら と おと を たて ながら
ねころんで いる オウェングス に ちかづく と
み を かがめて かれ の ようす を うかがい ました。
オウェングス は みうごき せず ねた ふり を つづけ。
いき を する のも やっと な ほど きんちょう しました。
ひたい に あたたか な かんかく。
さわられて いる・・・・
すると ことば では なく
イメージ が つたわって きました。
~ だいぶ らく に なった みたい ね ~
「おんな」の あんしん した きもち。
~ぼく を かいほう して くれた のか・・・
オウェングス も ほっと して そう かんがえ ました。
すると。
「おんな」は おどろいた ように て を はなし
とびのき ました。
オウェングス も おどろき
とびおき ました。。
~ あなた は 【だれ】? どこ から きた?
「おんな」 が おびえた かんじょう を こめて
オウェングス の のうない に
ちょくせつ メッセージ を おくって きました。
「ぼく は 【オウェングス】。
ここは どこ?・・・
もし、ぼくの いきさき が まちがって いなければ・・・
【ここ から みえる となり の わくせい】 から きた。」
「おんな」は ことば を きくの ではなく、
オウェングス の 「しこう」を りかい する ようでした。
「きみたち は ことば を つかわない んだね・・・?」
オウェングス は
もの めずらしげ に 「おんな」 を ながめ ました。
~ つかいます。 でも、 たぶん、つたわらない。
おんな は そう メッセージ を つたえて
くち を ひらき なにか を かたりました。
それ は まったく きいた こと の ない ことば でした。
「・・・なるほど。 たしかに・・・
ひとまず、おれい を もうし あげ ます・・・
うまい しょくじ と
ふく を きれい に して くれて、ありがとう。」
「おんな」は はじめて ほほえみ ました。
~ いいえ。 こまって いる ひと を たすける の は あたりまえ。
その やさしい ほほえみ は
オウェングス を あんしん させ ました。
「しばらく ぼく は じりき で じぶん の すむ わくせい に
かえれそう に ない から・・・
たいりょく が もどる まで の あいだ、で いい ので。
おせわ に なれ ません か・・?」
もちろん かまわない と おんな は こたえました。
~ でも、おねがい が あります。
あなた の こと、という より・・・
あなたがた の こと を せいぶつがくてき に
しらべ させて ほしい・・・
「きみ は 【いしゃ】?」
~ いえ。 【みこ】です。
この クニ では いがく は 【しんかん】、【みこ】の
しごと の いちぶ なのです。。。
「・・・へえ? そうなんだ・・」
ずいぶん ちがう もの だな・・ と オウェングス は おもい ながら。
どきり として ふく の むなもと を にぎり ました。
「・・・まさか、ふく を ぜんぶ ぬがせたのって・・
【そのため?!】 きみ が した・・・って いうか する わけ?」
~ ほんとかよ・・
この「おんな」に みぐるみ はがされた ってこと?
むしょう に はずかしく、
むしょう に なさけない きぶん に なりました。
~ しつれい ながら・・。 でも いしき が なかった から・・
「そうだけど・・・!! ほんと か よぉ・・・ 」
オウェングス は うなだれ ました。
「で? きみたち は なに を しらべたい わけ?」
した を むいた まま オウェングス は たずねました。
~ あなたがた の せいめいりょく が ほしい の です。
オウェングス には いっしゅん 「おんな」が
なに を いって いる のか が わかり ません でした。
「おんな」 は おもむろ に て を のばす と
オウェングス の ひたい に あて ました。
~ いまから おねがい したい こと の すべて を つたえ ます。
のうない に いっき に ながれ こむ じょうほう と
そして ねがい が オウェングス を のみこん で いき ました。
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となり の わくせい へ 「ジャンプ」 を こころみ ました。
にくたい を しゅんかんてき に ひっぶしつ に して
「あの ほし へ」 と つよく ねがい ました。
・・・おぼえて いる の は そこ まで でした・・・
★
きが つくと。
かたく あつい じめん に ころがって いました。
ただ、 ただ、 ひたすた ねむく て。
おき あがる こと も できない ほど に ねむく。
あかるい ひざし が ねころぶ オウェングス に
ようしゃ なく ふり そそぐ なか。
そこ に ころがって ねむり こんで いました。
「ぼくは・・・いきてる・・・」
~ それなら、なんでも いいや・・
ここ が どこ だろう と・・・
ねむり の りょういき へ オウェングス は
ひき こまれて いき ました。
★
つぎ に きがついた のは
かお の あたり が なにか の かげ で おおわれて
くらく すずしく なった から でした。
まだ、 きょうれつ な ねむけ に あらがえ ず
おきあがる こと が できません。
オウェングス は かるく ねがえり を うち ました。
すると。
じぶん の からだ を なにか が
もち あげる ようす を おぼえ ました。
~ ねむい んだ、すごく・・ ねかせて おいて くれ・・・
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とても あたたかい やわらかな もの の なか に
よこたわって いる じぶん を かんじて いました。
ゆっくり め を あける オウェングス。
しろい ふわふわ した もの に
からだ が くるまれて いる の が わかりました。
おきあがろう と うで を のばす と。
ふく を きて いません でした。
「・・・・!?・・・・」
ぎょっ と して からだ を おこすと
くるまれて いた もの を はねのけ ました。
そこ は みなれ ない へや でした。
いしづくり の かべ には ところ どころ に
ぬの が はられて いるらしく
みたこと の ない ほどに ていねい な しつらえ でした。
オウェングス の しっている 「けんぞうぶつ」 には
ない つくり が ほどこされ て います。
~ ここ・・ どこだ?
ほんと に 「ジャンプ」 できたん だろう か・・ もしかして。
はっ として、むなもの に て を あて。
ネックレス を さがしました。
「・・・えっ!!! ・・・ないっ!?」
あせり と ふあん に かられて
へや の なか を あるき まわり ました。
「ネックレス どころ か!
ふく も? くつ も! ・・・ない の かっ!?」
じぶん の からだ と せっしょく して いる ぶったい は
ひぶっしつ の じょうたい に できる のうりょく を
オウェングス の しゅぞく は もって います。
そして その じょうたい の まま いどう を して、
ぶっしつか を すれば
それら も ふくげん させる こと が できます。
あきらか に 「なにもの か」が
ふく を ぬがせて、 ここ に ねかせた・・・ と いう こと。
★
まるはだか に されて いる ショック に くわえて
えたい の しれない ほど の
きょうふ が おそって きました。
ちかい ほし だから と いって。
じぶんたち と にた せいめい が いきている なんて
ほしょう は ない・・・
「これ は・・・ かなり、まずく ない か・・?」
いったい これから どうなる のか・・
かんがえる だけ で ふあん に みぶるい しました。
「・・・いや? いますぐ、にげれば いい だけだ・・・」
オウェングス は ふたたび にくたい を ひぶっしつか
させよう と こころみ ました・・・
~ あれ?・・ うそだろ・・?
まったく できません。
オウェングス は ここ に たどりつく まで に
ちから を つかい はたして いました。
「ジャンプ」 では そうとう な たいりょく と せいしんりょく
その どちら も しょうひ されます。
しばらく むり な ことは・・
じぶん の からだ が いちばん わかって います。
「・・・ くそっ・・・ どう なるんだ・・・・」
へや を うろうろ した ところ で
なにか かわる わけ でも ない ので。
オウェングス は もう いちど ふわふわ の しろい もの に
くるまって よこ に なり ました。
よこ に なると、なぜか また ねむく なり ました。
ふあん なのに、 こわい のに・・・
いま は どうしても ねむけ には かて ない の でした。
★
ねむって いる オウェングス ・・・
におい が はな に とどき ました。
おいしそう な・・・におい。。
ねむい め を あけて からだ を おこすと
へや の すみ に テーブル が おかれて
その うえ に しょくじ らしき もの が
あたたか そう に ゆげ を あげて いるの が みえます。
そして、 テーブル の わき の
いす の うえ に きて いた ふく が たたんで ありました。
わき に は ブーツ も おかれて います。
オウェングス は はね あがる よう に とび おきて
テーブル に かけよる と。
ネックレス と イヤリング が
しょくじ の わき に おかれて いました。
しゅうい に ひと の けはい は なく。
いそいで ふく を きて、ブーツ を はきました。
どうやら、きれい に あらって あります。
ふく から さわやかな かおり が します。
ネックレス と イヤリング も み に つけ ました。
よこめ で ふあんげ に しょくじ を ながめ。
「・・・ くえる のか・・? これ・・」
おいしそう な におい は する もの の
みた こと の ない りょうり です。
さら を もち あげて なんど も ながめ。
におい を あらためて たしかめ。
ゆび で つつき ・・・ なめて みました。
・・・・・!・・・・・
「なんだ、これ・・・ すごく うまいっ!!!」
スープ の ような えきたい に ちかい りょうり を
さら に くち を つけて ながしこみ ました。
「・・・へん な 【しょくあたり】
しなきゃ いい けどな・・・」
ものすごく おいしかった だけ に、
ふくざつ な きもち です。
くうふく に まかせて のみ こんだ こと を
オウェングス は すこし こうかい しました。
★
~どの くらい じかん が たった の だろう・・・
そろそろ、いちにち すぎる の では ないか?
さいわい 【しょくあたり】 の しんぱい は あり ません。
ふく を きた まま
しろい ふわふわ した もの に もぐりこみ。
め を あけた まま・・・
ひぶっしつか できる まで
からだ が かいふく する の を
まつ しか ない こと を さとり ました。
そう して また ウトウト していた とき。
かぎ の かかった ドア が
ちいさな おと を たてて ひらきました。
オウェングス は とっさ に ねたふり を つづけ
うすめ で ようす を うかがって みました。
しんぞう が はりさけそう でした。
め に うつった のは 「おんな」らしき すがた でした。
まっしろ な かみのけ の
しろい ふく を まとった ひと が
かお を のぞかせ ました。
テーブル の しょくじ が なくなって いる こと を
かくにん すると。。
「おんな」は すそ の ながい ふく を ひきずり
さらさら と おと を たて ながら
ねころんで いる オウェングス に ちかづく と
み を かがめて かれ の ようす を うかがい ました。
オウェングス は みうごき せず ねた ふり を つづけ。
いき を する のも やっと な ほど きんちょう しました。
ひたい に あたたか な かんかく。
さわられて いる・・・・
すると ことば では なく
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~ぼく を かいほう して くれた のか・・・
オウェングス も ほっと して そう かんがえ ました。
すると。
「おんな」は おどろいた ように て を はなし
とびのき ました。
オウェングス も おどろき
とびおき ました。。
~ あなた は 【だれ】? どこ から きた?
「おんな」 が おびえた かんじょう を こめて
オウェングス の のうない に
ちょくせつ メッセージ を おくって きました。
「ぼく は 【オウェングス】。
ここは どこ?・・・
もし、ぼくの いきさき が まちがって いなければ・・・
【ここ から みえる となり の わくせい】 から きた。」
「おんな」は ことば を きくの ではなく、
オウェングス の 「しこう」を りかい する ようでした。
「きみたち は ことば を つかわない んだね・・・?」
オウェングス は
もの めずらしげ に 「おんな」 を ながめ ました。
~ つかいます。 でも、 たぶん、つたわらない。
おんな は そう メッセージ を つたえて
くち を ひらき なにか を かたりました。
それ は まったく きいた こと の ない ことば でした。
「・・・なるほど。 たしかに・・・
ひとまず、おれい を もうし あげ ます・・・
うまい しょくじ と
ふく を きれい に して くれて、ありがとう。」
「おんな」は はじめて ほほえみ ました。
~ いいえ。 こまって いる ひと を たすける の は あたりまえ。
その やさしい ほほえみ は
オウェングス を あんしん させ ました。
「しばらく ぼく は じりき で じぶん の すむ わくせい に
かえれそう に ない から・・・
たいりょく が もどる まで の あいだ、で いい ので。
おせわ に なれ ません か・・?」
もちろん かまわない と おんな は こたえました。
~ でも、おねがい が あります。
あなた の こと、という より・・・
あなたがた の こと を せいぶつがくてき に
しらべ させて ほしい・・・
「きみ は 【いしゃ】?」
~ いえ。 【みこ】です。
この クニ では いがく は 【しんかん】、【みこ】の
しごと の いちぶ なのです。。。
「・・・へえ? そうなんだ・・」
ずいぶん ちがう もの だな・・ と オウェングス は おもい ながら。
どきり として ふく の むなもと を にぎり ました。
「・・・まさか、ふく を ぜんぶ ぬがせたのって・・
【そのため?!】 きみ が した・・・って いうか する わけ?」
~ ほんとかよ・・
この「おんな」に みぐるみ はがされた ってこと?
むしょう に はずかしく、
むしょう に なさけない きぶん に なりました。
~ しつれい ながら・・。 でも いしき が なかった から・・
「そうだけど・・・!! ほんと か よぉ・・・ 」
オウェングス は うなだれ ました。
「で? きみたち は なに を しらべたい わけ?」
した を むいた まま オウェングス は たずねました。
~ あなたがた の せいめいりょく が ほしい の です。
オウェングス には いっしゅん 「おんな」が
なに を いって いる のか が わかり ません でした。
「おんな」 は おもむろ に て を のばす と
オウェングス の ひたい に あて ました。
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「まつり」の おこなわれる ひにち が きまる と
クニ から せいじん した すべて の じゅうにん に
さんか が よびかけられます。
さんか そのもの は ぎむ では ありません。
まつり は 「ふうふ」 という かんけい や
「かぞく」の かんかく の うすい、
だんじょ が べつべつ の くらし を している
この しゅぞく に とって は
その かんけいせい を たしかめる たいせつ な きかい です。
そして かぞく を もたない みこん の だんじょ には
パートナー を さがし けっこん し こども を つくる
きかい に なります。
★
オウェングス にも クニ から さんか の よびかけ が
とうぜん あります。
「めんどう だなぁ・・・」
ぼく が ひとり くらい いなくても。
だれか が かわり に いくら でも しそん を
のこす だろう に・・・
かいさい の にひち は あと すうしゅうかん の のち。
なんとなく こよみ に め を むけて
オウェングス は ふと き が つきました。
「あの ほし」が
この ホシ と もっとも ちかづく ひ・・・
よぞら に ひときわ おおきく みえる
あおじろい ほし。
「まつり」は ふくざつ な じげん の へんか が
もっとも あんてい する と
よそく された うえ で
まいかい しんちょう に きめられて います。
「そうか・・・ このひ、 なんだ。」
オウェングス は ひとり で、 じっけん しよう と きめました。
じぶん の もつ いどう する の のうりょく だけ で
「あの ほし」への ジャンプ が できるのか。
どうせ、まつり の ひ は
みんな じぶん の こと で いっぱい だろう。
だれが どこに いよう と
き に とめる ことも ない だろう。
これは チャンス だな。
どんな ばしょ なのか も みてみたい。
だいたい、 ためしても いないんだ。
とち の かいたく を しろ と いう の ならば。
この じっけん そのもの が ひつよう だ。
だれか に そうだん する までも ない。
すれば かならず、 とめられる。
「リーダー は ぼく だ。」
じぶん の えらんだ ほうほう を ためす だけだ。
★
「まつり」 の とうじつ。
なにごと も ないよう な そぶり を みせて。
オウェングス は ムラ の なかま より さき に
しゅっぱつ を しました。
「じゃあ・・・ いくね。 さき に。」
「・・・めずらしい! オウェングス!!
ようやく その き に なった わけ?」
オウェングス は おないどし の
なかま の ことば に ふりかえると。
「うん。 その き に なった。」
まわり の なかま と おなじ ように
「まつり」の ため の おしゃれ を きめて。
まっか な ながい かみ を うしろ で まとめ。
みみかざり を つけ、
おろしたて の まっしろい ふく を きて。
むなもと には リーダー の あかし の
あかく かがやく ネックレス。
みがき あげた ながい あみあげ の ブーツ。
「・・・かっこいいじゃねーかよぉ・・ ネックレス・・
やっぱ、いいなぁ ・・ リーダーって。」
なかま たち は その ネックレス を
うらやましげ に ほめ たたえ ます。
「とびっきり の 【びじょ】 を つかまえる。 かならず!」
そういって いたずらっこ の ように
まだ おさなさ が のこる ひとみ を かがやかせて わらい ました。
「さて ・・と。 いく か・・・!」
なかま の ひやかし の こえ に て を ふりました。
★
あおじろい ほし が いつにも まして おおきく うかぶ そら。
「さいこう だな。」
オウェングス は むね の たかなり と いっしょ に
かるく あし が ふるえる の を かんじ つつ。
~ だいじょうぶ。 ぜったい に、できる。
じっけん を する ばしょ を さがし に
ひとけ の ない ムラ はずれ の あれち を めざし ました。
★ ★ ★
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クニ から せいじん した すべて の じゅうにん に
さんか が よびかけられます。
さんか そのもの は ぎむ では ありません。
まつり は 「ふうふ」 という かんけい や
「かぞく」の かんかく の うすい、
だんじょ が べつべつ の くらし を している
この しゅぞく に とって は
その かんけいせい を たしかめる たいせつ な きかい です。
そして かぞく を もたない みこん の だんじょ には
パートナー を さがし けっこん し こども を つくる
きかい に なります。
★
オウェングス にも クニ から さんか の よびかけ が
とうぜん あります。
「めんどう だなぁ・・・」
ぼく が ひとり くらい いなくても。
だれか が かわり に いくら でも しそん を
のこす だろう に・・・
かいさい の にひち は あと すうしゅうかん の のち。
なんとなく こよみ に め を むけて
オウェングス は ふと き が つきました。
「あの ほし」が
この ホシ と もっとも ちかづく ひ・・・
よぞら に ひときわ おおきく みえる
あおじろい ほし。
「まつり」は ふくざつ な じげん の へんか が
もっとも あんてい する と
よそく された うえ で
まいかい しんちょう に きめられて います。
「そうか・・・ このひ、 なんだ。」
オウェングス は ひとり で、 じっけん しよう と きめました。
じぶん の もつ いどう する の のうりょく だけ で
「あの ほし」への ジャンプ が できるのか。
どうせ、まつり の ひ は
みんな じぶん の こと で いっぱい だろう。
だれが どこに いよう と
き に とめる ことも ない だろう。
これは チャンス だな。
どんな ばしょ なのか も みてみたい。
だいたい、 ためしても いないんだ。
とち の かいたく を しろ と いう の ならば。
この じっけん そのもの が ひつよう だ。
だれか に そうだん する までも ない。
すれば かならず、 とめられる。
「リーダー は ぼく だ。」
じぶん の えらんだ ほうほう を ためす だけだ。
★
「まつり」 の とうじつ。
なにごと も ないよう な そぶり を みせて。
オウェングス は ムラ の なかま より さき に
しゅっぱつ を しました。
「じゃあ・・・ いくね。 さき に。」
「・・・めずらしい! オウェングス!!
ようやく その き に なった わけ?」
オウェングス は おないどし の
なかま の ことば に ふりかえると。
「うん。 その き に なった。」
まわり の なかま と おなじ ように
「まつり」の ため の おしゃれ を きめて。
まっか な ながい かみ を うしろ で まとめ。
みみかざり を つけ、
おろしたて の まっしろい ふく を きて。
むなもと には リーダー の あかし の
あかく かがやく ネックレス。
みがき あげた ながい あみあげ の ブーツ。
「・・・かっこいいじゃねーかよぉ・・ ネックレス・・
やっぱ、いいなぁ ・・ リーダーって。」
なかま たち は その ネックレス を
うらやましげ に ほめ たたえ ます。
「とびっきり の 【びじょ】 を つかまえる。 かならず!」
そういって いたずらっこ の ように
まだ おさなさ が のこる ひとみ を かがやかせて わらい ました。
「さて ・・と。 いく か・・・!」
なかま の ひやかし の こえ に て を ふりました。
★
あおじろい ほし が いつにも まして おおきく うかぶ そら。
「さいこう だな。」
オウェングス は むね の たかなり と いっしょ に
かるく あし が ふるえる の を かんじ つつ。
~ だいじょうぶ。 ぜったい に、できる。
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リーダー として この ほしで 「あんてい した とち」を
かいたく する チーム を ひきいる やくめ を になった
わかい オウェングス。
じげん の はざま に いちする この ほし では
「とち を ひぶっしつか の りょういき から
いかに おおく とおざけるか」 が
じゅうにん たち の のうりょく を もってしても
せいいっぱい の じょうたい でした。
★
オウェングス は とち かいたく の せんとう に たち
つね に かんじる こと が ありました。
~ なぜ、 ぼくたち しゅぞく は
この ほし に こだわって いるのだろう。。。
とつぜん ぶっしつ じょうたい の とち が
ムラ まるごと ひぶっしつ の じょうたい と なって
きえて しまう ことすら めずらしく ない こと。
あんてい しない とち に くらす ゆえに
かんきょう てきおう の のうりょく が
たかく しんか している しゅぞく。
とち が きえても にくたい を
ひぶっしつか させて
にげる ことが できる ゆえに?
いつまで も さまよい つづける しゅぞく。
オウゥングス の
もえさかる ほのう の ような
あかい かみ が ほほ を なでるように かぜ に なびきます。
「リーダー、きょう は これだけ いどう が かんりょう です」
ぶたいA から オウェングス に ほうこく が とどきます。
「ぶたいA の みなさん おつかれさま でした。
あす に そなえて じゅうぶんな きゅうそく を
とって ください。
ぶたいB は ぶたいA の かくほした エリア を
さらに ひがしほうめん へ いどう させて ください。
わくせい の ぶっしつじげん が あんてい している
いま が チャンス と みます。 さくせん を じっこう してください。」
オウェングス は そう しじ を だして。
ふかい ためいき を つきながら
あかい だいち に よこたわり ました。
「リーダー。 やえい の じゅんび が できました。
・・・ほら。 からだ を こわすから・・。
テント の なか で よこ に なって ください。。。」
チーム の さんぼう が
ねころぶ オウェングス の わき に
こしを かがめながら あたま を
かるく なでて ほほえみます。
さんぼう は ちょうろう の おい の まご に あたり
オウェングス を かわいがって くれる あに の ような
ひと でした。
「・・・オウェングス? どうした?
ここの ところ なやんで いる よう だけれど?」
「ありがとう。 しばらく こうして そら を ながめて いたいんだ。。」
★
~ ほか の しゅだん が あるのでは ないのか?
ぶんめい が ぎじゅつ が しんぽ する
きかい を ことごとく うばう のが
この ほし そのもの の ありかた。
・・・なぜ? みんな は ふしぎ に おもわない?
★
オウェングス は よる に なる と
そら を みあげて ほしぼし を ながめる こと が
すき でした。
「こんな に たくさん ほし が あるのに・・・
ぼく は どうして ここ に いるんだろう・・・」
せんぞ だいだい が うまれ くらした ほし だから?
でんとう が だいじ なのも わかるけど。
・・・でも・・・
こんな いきかた を このさき なんびゃくねん も
くりかえす だけなのか?
★
「おい・・・ メシ も くわんの かよ? オウェングス?」
さんぼう が しょくじ を もってきて すすめてきます。
「さっき ぶたいB の たいちょう から
とち の ひがしほうめん いどう は じゅんちょう と
れんらく が きた。
あんしん して メシ くえって。」
オウェングス は おきあがる と
しょくじ の はいった ふくろ を うけとり
にこんだ にく を ほうばり ました。
「らいげつ の 【まつり】 ・・・ おまえ、いく だろ?
きっと すてき な こ が、いるって!
そろそろ ・・・こども を つくって みろよ。
おまえ くらい だぜ。。。
その とし で 【まつり】 に いかねぇ やつ なんざ・・・」
さんぼう は オウェングス を ひじ で つつき ます。
「おれ なんか なんにん の おやじ だと おもってる!
えっと? いま・・・ おとこ 3にん・・ おんな 2にん‥
らいげつ にも こども が できたら・・・
とにかく しそん を ふやす こと も だいじ、 なんだぞ?」
オウェングス は まつり に いちど は いきました。
しかし き の あいそう な むすめ と であえずに
ただ かえって きました。
「つまんないよ・・・【まつり】。
おんな の こ って、 みんな して つるんでて・・
はなし の かけよう も ないし・・・。
ぎゃく に こえ を かけて もらえた! と おもったら・・・
ははおや くらい の としうえ だったり・・・
ぼく は えんりょ しとく。 むいて ない・・・」
さんぼう は オウェングス の ことば に ふきだし ながら。
「こんど は きっと だいじょうぶ だってば!!
なにしろ クニ で さいねんしょう の 【リーダー】 だぞ! おまえ。
すごく ちゅうもく されて いるんだから!
いや?・・ いっそ おまえ の ばあい、
としうえ に リード して もらえば?!
それも わるく ないって!」
「・・・えんりょ、しとく・・・ いかなくて いいでしょ、べつ に。」
「だめだめ!
こんかい は ぜったい に こども を つくれ。 いいな!?
それで こそ、いちにんまえ なんだ から!!!」
オウェングス は せなか を たたかれて
おもわず せきこみ みます・・・
★
「ところで・・ きみ は にくたい を
ひぶっしつ の じょうたい に したとき
どのくらい いどう する こと が できる?」
オウェングス は さんぼう に たずねました。
「・・・きょり で いうなら・・ この ほし の なか ならば
どこ へ でも いけるけど ・・?
それ、 【ふつう】の レベル だろ?」
「じゃあ、 あの ほし へは いける かな・・・?」
オウェングス は よぞら に ひときわ おおきく かがやく
あおじろい ほし を ゆびさし ました。
「・・・ だめだめ。 ほし への 【ジャンプ】 は タブー だ。
そんな こと くらい、 よく わかってんだろ?
じげん の はざま に とらわれたら かえって こられない。」
さんぼう は かた を すくめて いいます。
「・・・だよねっ、 そりゃあ そうだ・・・」
オウェングス は ふくろ の なか の にこみ を
のど に ながしこみ ながら。
て を のばせば つかめそう な
まんてん の ほしぞら を みあげました。
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オウェングス は とち かいたく の せんとう に たち
つね に かんじる こと が ありました。
~ なぜ、 ぼくたち しゅぞく は
この ほし に こだわって いるのだろう。。。
とつぜん ぶっしつ じょうたい の とち が
ムラ まるごと ひぶっしつ の じょうたい と なって
きえて しまう ことすら めずらしく ない こと。
あんてい しない とち に くらす ゆえに
かんきょう てきおう の のうりょく が
たかく しんか している しゅぞく。
とち が きえても にくたい を
ひぶっしつか させて
にげる ことが できる ゆえに?
いつまで も さまよい つづける しゅぞく。
オウゥングス の
もえさかる ほのう の ような
あかい かみ が ほほ を なでるように かぜ に なびきます。
「リーダー、きょう は これだけ いどう が かんりょう です」
ぶたいA から オウェングス に ほうこく が とどきます。
「ぶたいA の みなさん おつかれさま でした。
あす に そなえて じゅうぶんな きゅうそく を
とって ください。
ぶたいB は ぶたいA の かくほした エリア を
さらに ひがしほうめん へ いどう させて ください。
わくせい の ぶっしつじげん が あんてい している
いま が チャンス と みます。 さくせん を じっこう してください。」
オウェングス は そう しじ を だして。
ふかい ためいき を つきながら
あかい だいち に よこたわり ました。
「リーダー。 やえい の じゅんび が できました。
・・・ほら。 からだ を こわすから・・。
テント の なか で よこ に なって ください。。。」
チーム の さんぼう が
ねころぶ オウェングス の わき に
こしを かがめながら あたま を
かるく なでて ほほえみます。
さんぼう は ちょうろう の おい の まご に あたり
オウェングス を かわいがって くれる あに の ような
ひと でした。
「・・・オウェングス? どうした?
ここの ところ なやんで いる よう だけれど?」
「ありがとう。 しばらく こうして そら を ながめて いたいんだ。。」
★
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ぶんめい が ぎじゅつ が しんぽ する
きかい を ことごとく うばう のが
この ほし そのもの の ありかた。
・・・なぜ? みんな は ふしぎ に おもわない?
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オウェングス は よる に なる と
そら を みあげて ほしぼし を ながめる こと が
すき でした。
「こんな に たくさん ほし が あるのに・・・
ぼく は どうして ここ に いるんだろう・・・」
せんぞ だいだい が うまれ くらした ほし だから?
でんとう が だいじ なのも わかるけど。
・・・でも・・・
こんな いきかた を このさき なんびゃくねん も
くりかえす だけなのか?
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「おい・・・ メシ も くわんの かよ? オウェングス?」
さんぼう が しょくじ を もってきて すすめてきます。
「さっき ぶたいB の たいちょう から
とち の ひがしほうめん いどう は じゅんちょう と
れんらく が きた。
あんしん して メシ くえって。」
オウェングス は おきあがる と
しょくじ の はいった ふくろ を うけとり
にこんだ にく を ほうばり ました。
「らいげつ の 【まつり】 ・・・ おまえ、いく だろ?
きっと すてき な こ が、いるって!
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えっと? いま・・・ おとこ 3にん・・ おんな 2にん‥
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オウェングス は まつり に いちど は いきました。
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おんな の こ って、 みんな して つるんでて・・
はなし の かけよう も ないし・・・。
ぎゃく に こえ を かけて もらえた! と おもったら・・・
ははおや くらい の としうえ だったり・・・
ぼく は えんりょ しとく。 むいて ない・・・」
さんぼう は オウェングス の ことば に ふきだし ながら。
「こんど は きっと だいじょうぶ だってば!!
なにしろ クニ で さいねんしょう の 【リーダー】 だぞ! おまえ。
すごく ちゅうもく されて いるんだから!
いや?・・ いっそ おまえ の ばあい、
としうえ に リード して もらえば?!
それも わるく ないって!」
「・・・えんりょ、しとく・・・ いかなくて いいでしょ、べつ に。」
「だめだめ!
こんかい は ぜったい に こども を つくれ。 いいな!?
それで こそ、いちにんまえ なんだ から!!!」
オウェングス は せなか を たたかれて
おもわず せきこみ みます・・・
★
「ところで・・ きみ は にくたい を
ひぶっしつ の じょうたい に したとき
どのくらい いどう する こと が できる?」
オウェングス は さんぼう に たずねました。
「・・・きょり で いうなら・・ この ほし の なか ならば
どこ へ でも いけるけど ・・?
それ、 【ふつう】の レベル だろ?」
「じゃあ、 あの ほし へは いける かな・・・?」
オウェングス は よぞら に ひときわ おおきく かがやく
あおじろい ほし を ゆびさし ました。
「・・・ だめだめ。 ほし への 【ジャンプ】 は タブー だ。
そんな こと くらい、 よく わかってんだろ?
じげん の はざま に とらわれたら かえって こられない。」
さんぼう は かた を すくめて いいます。
「・・・だよねっ、 そりゃあ そうだ・・・」
オウェングス は ふくろ の なか の にこみ を
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ご報告を兼ねまして 当ブログ掲載の「童話」の情報整理を いたします。
こっそり「第二期」へと 物語は突入しました・・!
すでに お気づきの方も おいでかと 存じます・・・
「トウフィ」
「カエル」
「エルド」
3つの存在が中心に 進行する話は ひとまず 終了しております。
☆彡
第二期のメインは
「トウフィ&エルドが統合、そして分裂して 誕生した【新たなの魂】」の物語。。
それが「オェングス」として 登場する 男性性の 存在です。
この名前に 聴き覚えのある方は たぶん 多いかと 思われます。
【神様の名前】としても有名です・・・
【この物語の「オェングス」】 と ケルト神話の「オェングス」は
イコールでは、ありません・・・ ニア・イコール、くらい? (*´∀`*)
舞台となっている星 そのものが「天の川銀河系内の惑星」では ありません・・・
しかしながら
こちらで登場する「オェングス」も とても美しい存在です。
彼は 「トウフィ」だったことも「エルドだったこと」も
物語の掲載進行中の時点では 全く気がついていません。
その記憶は 「封印された状態で、肉体を得て誕生しています」。
この先、彼が経験することとなる「苦難」「喜び」を 存分に学ぶために。
☆彡
今後のネタバレ に ならない程度、に お話をしますと。。。
「オェングスは、自分が 何者なのか」それに 気が付く時が 訪れます。
そして、長い長い 魂の成長の旅の中で
「かつて カエルだった魂」との 再会を 果たします。
魂としての「家族」を知ることで 新たな役割に 目覚めます。
でも。 ・・・それは、まだまだ ずうー・・っと、先の物語・・・。
☆彡
以前も すこし、触れたましたが・・・
【私「筆者」の とてつもなく遠い遠い記憶】を
少しずつ紐解きながら、物語にまとめる作業をして、
【童話の形にて ここに 記録】を しております。
「第二期」に入りましたが、まだまだ パズルのピースが
集まらず、 ひとつの絵になって は いない状態です。
ゆっくりで 更新も 大変遅くて 恐れ入ります・・・
それでも 必ず 書き続けるお約束は 守ります・・・!!!
何卒 気長に お付き合いを 賜りたく・・ m(_ _)m
今後とも お願い申し上げます。
♪゜・*:.。. .。.:*・♪ ♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦ ♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪
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第二期のメインは
「トウフィ&エルドが統合、そして分裂して 誕生した【新たなの魂】」の物語。。
それが「オェングス」として 登場する 男性性の 存在です。
この名前に 聴き覚えのある方は たぶん 多いかと 思われます。
【神様の名前】としても有名です・・・
【この物語の「オェングス」】 と ケルト神話の「オェングス」は
イコールでは、ありません・・・ ニア・イコール、くらい? (*´∀`*)
舞台となっている星 そのものが「天の川銀河系内の惑星」では ありません・・・
しかしながら
こちらで登場する「オェングス」も とても美しい存在です。
彼は 「トウフィ」だったことも「エルドだったこと」も
物語の掲載進行中の時点では 全く気がついていません。
その記憶は 「封印された状態で、肉体を得て誕生しています」。
この先、彼が経験することとなる「苦難」「喜び」を 存分に学ぶために。
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今後のネタバレ に ならない程度、に お話をしますと。。。
「オェングスは、自分が 何者なのか」それに 気が付く時が 訪れます。
そして、長い長い 魂の成長の旅の中で
「かつて カエルだった魂」との 再会を 果たします。
魂としての「家族」を知ることで 新たな役割に 目覚めます。
でも。 ・・・それは、まだまだ ずうー・・っと、先の物語・・・。
☆彡
以前も すこし、触れたましたが・・・
【私「筆者」の とてつもなく遠い遠い記憶】を
少しずつ紐解きながら、物語にまとめる作業をして、
【童話の形にて ここに 記録】を しております。
「第二期」に入りましたが、まだまだ パズルのピースが
集まらず、 ひとつの絵になって は いない状態です。
ゆっくりで 更新も 大変遅くて 恐れ入ります・・・
それでも 必ず 書き続けるお約束は 守ります・・・!!!
何卒 気長に お付き合いを 賜りたく・・ m(_ _)m
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しんぞう の ように かくちょう と しゅうしゅく を
くりかえす あかい ほし。
そこ に めばえた ある いのち に
かつて 【トウフィ と エルド】 だった
「たましい の ひとつ」 が やどり ました。
☆
その たましい は
にくたい が ぶっしつ と ひっぶしつ の
どちら にも なれる しゅぞく の ひとり として
「だんせい」 を えらんで うまれ ました。
ヒト と よぶ のに ふさわしい ちせい を
もつ かれら は 「おもい の ちから」 で
さまざま な こと が できる のうりょく を もって いました。
ひぶっしつ の だいち を 「かたい とち」 として
ぶっしつか させる こと。
そして それら の とち を ぶっしつか する じげん へ
いどう させる こと。
☆
ひとびと の すがた は とても うつくしい もの でした。
うっすら と ひかり を はなつ しろい はだ に
もえる ような あかい ひとみ と
おなじ いろ の さらり とした かみ の け。
み に まとう の は
しろい とくべつ な ぬの に かぎられて いました。
あれた とち で そだつ すくない しょくぶつ を たべる
け の ながい いきもの の け を ていねい に
おり あげた ぬの です。
その いきもの の にく は
この しゅぞく の ゆいいつ の たべもの でも ありました。
かれら は だんせい と じょせい が
べつべつ の ムラ を つくって くらして いました。
きせつ の かわりめ に
かれら は しそん を のこす ため の
まつり を ひらく しゅうかん が ありました。
べつべつ に くらして いた だんじょ が
ひとつ の ばしょ に あつまり
おたがい に きの あう あいて と であう と。
そこ で にくたい を ひっぶっしつか させて
ふたつ の そんざい は とけあい
ひとつ の そんざい に まとまり ます。
その のち、
みっつ から よっつ に
ぶんれつ を します。
こうして
もと の だんせい と じょせい の ほか に
「こどもたち」 が いのち を え ます。
うまれた こどもたち は じょせい の ムラ で
そだて られて 3ねん のち には
すっかり いちにんまえ に せいちょう します。
そして おとな として それぞれ の せいべつ に おうじて
ムラ に くわわって、 やくめ を えて はたらき ます。
☆
「オェングス」 と なづけられた かれ は
だんせい の ムラ で くらし はじめ
すうねん が すぎた ころ・・・。
ちょうろう に よばれ ました。
「オェングス。
おまえ は この ムラ でも
だれ より も けつだん する いさぎよさ を
もって いる と わたし は おもう。
だから 【リーダー】の やくわり に あっている。
とち の かいたくチーム の リーダー に なってくれ。」
せいねん に せいちょう した オェングス は
あかい ひとみ を おおきく みひらき ました。
いき が とまる おもい で
ことば を しぼり だすと こえ は ふるえて いました。
「じぶん には まだ ・・・ そんな やくわり、むり です!」
ムラ には かれ より も
としうえ で しかも のうりょく に たけた もの が
おおぜい います。
オェングス に ある もの は
「おもいきり の よさ」 だけ でした。
「いいや。 おまえ が やるんだ。
わたし が そう きめた。
だれ にも くちだし は させない。
いいな、 オェングス。 リーダー は おまえ だ。」
ちょうろう は はっきり と そう いう と。
しわ の ふかい かお に
やさしい えがお を うかべ ました。
ひとみ には なみだ が うかんで いました。
「この ムラ の みらい を おまえ に あづけよう。
やすらぎ の ち を みんな に あたえて ほしい。」
オェングス は とまどい の なか で
「わたし なり に せいいっぱい どりょく します・・・」
そう こたえる ほか に ありません でした。
☆
その はなし は またたく ま に
あかい ほし を かけ めぐり ました。
さいねんしょう の リーダー が たんじょう した と。
リーダー が み に つける とくべつ な ネックレス を
じょせいたち の ムラ の ちょうろう から おくられ ました。
オェングス の むなもと に
あかい ほし の ように
ネックレス が かがやき ます。
・・・ やるしか ないんだ ・・・
とし わかい かれ は
ネックレス が
【とてつも なく おもい・・・】 と かんじられて いました。
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そこ に めばえた ある いのち に
かつて 【トウフィ と エルド】 だった
「たましい の ひとつ」 が やどり ました。
☆
その たましい は
にくたい が ぶっしつ と ひっぶしつ の
どちら にも なれる しゅぞく の ひとり として
「だんせい」 を えらんで うまれ ました。
ヒト と よぶ のに ふさわしい ちせい を
もつ かれら は 「おもい の ちから」 で
さまざま な こと が できる のうりょく を もって いました。
ひぶっしつ の だいち を 「かたい とち」 として
ぶっしつか させる こと。
そして それら の とち を ぶっしつか する じげん へ
いどう させる こと。
☆
ひとびと の すがた は とても うつくしい もの でした。
うっすら と ひかり を はなつ しろい はだ に
もえる ような あかい ひとみ と
おなじ いろ の さらり とした かみ の け。
み に まとう の は
しろい とくべつ な ぬの に かぎられて いました。
あれた とち で そだつ すくない しょくぶつ を たべる
け の ながい いきもの の け を ていねい に
おり あげた ぬの です。
その いきもの の にく は
この しゅぞく の ゆいいつ の たべもの でも ありました。
かれら は だんせい と じょせい が
べつべつ の ムラ を つくって くらして いました。
きせつ の かわりめ に
かれら は しそん を のこす ため の
まつり を ひらく しゅうかん が ありました。
べつべつ に くらして いた だんじょ が
ひとつ の ばしょ に あつまり
おたがい に きの あう あいて と であう と。
そこ で にくたい を ひっぶっしつか させて
ふたつ の そんざい は とけあい
ひとつ の そんざい に まとまり ます。
その のち、
みっつ から よっつ に
ぶんれつ を します。
こうして
もと の だんせい と じょせい の ほか に
「こどもたち」 が いのち を え ます。
うまれた こどもたち は じょせい の ムラ で
そだて られて 3ねん のち には
すっかり いちにんまえ に せいちょう します。
そして おとな として それぞれ の せいべつ に おうじて
ムラ に くわわって、 やくめ を えて はたらき ます。
☆
「オェングス」 と なづけられた かれ は
だんせい の ムラ で くらし はじめ
すうねん が すぎた ころ・・・。
ちょうろう に よばれ ました。
「オェングス。
おまえ は この ムラ でも
だれ より も けつだん する いさぎよさ を
もって いる と わたし は おもう。
だから 【リーダー】の やくわり に あっている。
とち の かいたくチーム の リーダー に なってくれ。」
せいねん に せいちょう した オェングス は
あかい ひとみ を おおきく みひらき ました。
いき が とまる おもい で
ことば を しぼり だすと こえ は ふるえて いました。
「じぶん には まだ ・・・ そんな やくわり、むり です!」
ムラ には かれ より も
としうえ で しかも のうりょく に たけた もの が
おおぜい います。
オェングス に ある もの は
「おもいきり の よさ」 だけ でした。
「いいや。 おまえ が やるんだ。
わたし が そう きめた。
だれ にも くちだし は させない。
いいな、 オェングス。 リーダー は おまえ だ。」
ちょうろう は はっきり と そう いう と。
しわ の ふかい かお に
やさしい えがお を うかべ ました。
ひとみ には なみだ が うかんで いました。
「この ムラ の みらい を おまえ に あづけよう。
やすらぎ の ち を みんな に あたえて ほしい。」
オェングス は とまどい の なか で
「わたし なり に せいいっぱい どりょく します・・・」
そう こたえる ほか に ありません でした。
☆
その はなし は またたく ま に
あかい ほし を かけ めぐり ました。
さいねんしょう の リーダー が たんじょう した と。
リーダー が み に つける とくべつ な ネックレス を
じょせいたち の ムラ の ちょうろう から おくられ ました。
オェングス の むなもと に
あかい ほし の ように
ネックレス が かがやき ます。
・・・ やるしか ないんだ ・・・
とし わかい かれ は
ネックレス が
【とてつも なく おもい・・・】 と かんじられて いました。
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カエル だった 「わたし」の たどり ついた うちゅう・・・
そこ は うまれて まもない もの の よう でした。
むすう の ほし が ある もの の
たましい の けはい は ありません。
いのち の けいはい も。
「ずいぶん とおく まで きた な・・・」
「さいしょ の わたし」から どれほど とおく ても
つながって いる かんかく は たしか に あります。
だから・・・ だいじょうぶ。
「わたし」 は ここで 「たくさん の わたし」に なる・・・
「わたし」は ぶんれつ を はじめ ました。
ふえ つづける たくさん の 「わたし」・・・
うまれた 「わたしたち」 は ひかり より も はやく
カエル だった 「わたし」から たびだって いきます。
「わたし は ここ で あなた たち を まって いる から。
たくさん の けいけん を して
その はなし を きかせて ください。」
ほんの すこし だけ・・・。
「さいしょ の わたし」 の きもち が
わかる ような きが しました。
★
トウフィ と エルド だった 「わたし たち」、ふたり は。
カエル だった 「わたし」 が ふえて ひろがって いる
けはい を とおい ばしょ で かんじ とり ました。
これ が あの「わたし」の のぞみ だった のか・・・
ふえる いきおい と かず に おどろき ながら
ふたり の 「わたし」 は かんがえ ました。
「「わたし」は ぶんれつ の ちゅうしん・・・
その ばしょ を めざす から・・・
「きみ」は 【あの、ふえた わたし たち】 を
ふえ ながら おいかけて ほしい。」
「ふたり で いっしょ に ふえたら どう だろう。
その ほう が こうりつ が いい はず。」
「・・・ そうか も しれない ・・ しかし、だ。
かく に なる 「わたし そのもの」 を たもてる だろうか・・・
「わたし たち」 の もくてき そのもの を
わすれて しまう こと は さけたい・・・」
「・・・わかった。
「わたし」が ふえて 「ぶんれつ した わたし」と なる。
ちゅうしん の 「あの、わたし」 に つたえて ほしい。
【いつまでも きみ を まもる】と・・ たのむ。」
ひとり の 「わたし」 が ちから づよく うなづき。
もう ひとり の 「わたし」は
いどう を しながら ふえ つづけて
かすか な 「あの、たいせつ な わたし」の
けはい を はなつ さまざま な ほうこう へ おいかけ ました。
ありがとう と つたえる ため に。
まもる と いう ちかい を じっこう する ため に。
★
いっぽう。
ことなる じげん へ と はじき とばされた
トウフィ と エルド だった 「わたし」の さいしょ の
さんにん の うち の ひとり・・・
「わたし」 は ある ほし で いのち を えました。
ぶっしつ ひぶっしつ の こんざい する その ほし は
いのち を もつ せいめいたい には
いきる こと そのもの が きびしい ところ でした。
じげん の はざま に ちょうど またがる その ほし は
ひぶっしつ の エリア が いじげん に ひきずり こまれ
たえず おおきさ が へんか を して います。
そこ に いきる ちてき せいめいたい として
「わたし」 は いのち を えました。
ふあんてい な かんきょう で
せいぞん の ため に とち を かくほ する
かいたくしゃ として。
あかく かわいた その ほし は
いのち の はんえい を こばみ つづけます。
みゃく うつ しんぞう の ように
かくちょう と しゅうしゅく を くりかえす の でした。
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そこ は うまれて まもない もの の よう でした。
むすう の ほし が ある もの の
たましい の けはい は ありません。
いのち の けいはい も。
「ずいぶん とおく まで きた な・・・」
「さいしょ の わたし」から どれほど とおく ても
つながって いる かんかく は たしか に あります。
だから・・・ だいじょうぶ。
「わたし」 は ここで 「たくさん の わたし」に なる・・・
「わたし」は ぶんれつ を はじめ ました。
ふえ つづける たくさん の 「わたし」・・・
うまれた 「わたしたち」 は ひかり より も はやく
カエル だった 「わたし」から たびだって いきます。
「わたし は ここ で あなた たち を まって いる から。
たくさん の けいけん を して
その はなし を きかせて ください。」
ほんの すこし だけ・・・。
「さいしょ の わたし」 の きもち が
わかる ような きが しました。
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カエル だった 「わたし」 が ふえて ひろがって いる
けはい を とおい ばしょ で かんじ とり ました。
これ が あの「わたし」の のぞみ だった のか・・・
ふえる いきおい と かず に おどろき ながら
ふたり の 「わたし」 は かんがえ ました。
「「わたし」は ぶんれつ の ちゅうしん・・・
その ばしょ を めざす から・・・
「きみ」は 【あの、ふえた わたし たち】 を
ふえ ながら おいかけて ほしい。」
「ふたり で いっしょ に ふえたら どう だろう。
その ほう が こうりつ が いい はず。」
「・・・ そうか も しれない ・・ しかし、だ。
かく に なる 「わたし そのもの」 を たもてる だろうか・・・
「わたし たち」 の もくてき そのもの を
わすれて しまう こと は さけたい・・・」
「・・・わかった。
「わたし」が ふえて 「ぶんれつ した わたし」と なる。
ちゅうしん の 「あの、わたし」 に つたえて ほしい。
【いつまでも きみ を まもる】と・・ たのむ。」
ひとり の 「わたし」 が ちから づよく うなづき。
もう ひとり の 「わたし」は
いどう を しながら ふえ つづけて
かすか な 「あの、たいせつ な わたし」の
けはい を はなつ さまざま な ほうこう へ おいかけ ました。
ありがとう と つたえる ため に。
まもる と いう ちかい を じっこう する ため に。
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いっぽう。
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さんにん の うち の ひとり・・・
「わたし」 は ある ほし で いのち を えました。
ぶっしつ ひぶっしつ の こんざい する その ほし は
いのち を もつ せいめいたい には
いきる こと そのもの が きびしい ところ でした。
じげん の はざま に ちょうど またがる その ほし は
ひぶっしつ の エリア が いじげん に ひきずり こまれ
たえず おおきさ が へんか を して います。
そこ に いきる ちてき せいめいたい として
「わたし」 は いのち を えました。
ふあんてい な かんきょう で
せいぞん の ため に とち を かくほ する
かいたくしゃ として。
あかく かわいた その ほし は
いのち の はんえい を こばみ つづけます。
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トウフィ だった「わたし」は
カエル だった「わたし」を おいかけて
きらめきく むすう の ほし めぐって とび つづけ ました。
とおく で かつて の なまえ を だれか に
よばれて いる こと に きが つきました。
それは ひぶっしつ の そんざい ・・・
いまにも きえて しまい そう に
かなしげ で よわよわしい ようす が みえました。
~「わたし」は あの そんざい を しっている。
さいご の とき まで
カエル だった 「わたし」が いかそうと していた
【ドレイコ の エルド】・・・
・・・カエル どこ? トウフィ どこ?
おねがい・・ こたえて・・・
「エルド・・ だね。 【わたし】だよ。 わかるかい。
【トウフィ】だったもの、だ。 きこえるかい? エルド?!」
エルド は きづきました。
なつかしい けはい を かんじました。
よびかけ の ぬし の すがた は どこにも ありません・・・
・・・トウフィ!!! どこ!?
ちから を ふり しぼって おおきく しゅうい を
まわり かくにん した けれども
けはい は あっても どこにも すがた は ない の です・・・
「すまないね。 エルド。。
トウフィだった【わたし】も
カエル だった「わたし」 も・・・
もう、 いない のだよ。
これから きみ は じぶん の ちから で
うちゅう を いきぬく すべ を みに つけて ほしい。
これ は カエル だった 「わたし」 の のぞみ だから。
しんぱい を させて すまない。
さき に いのち が おわって しまって・・・
きみ を のこして いく こと を ゆるして ほしい。
いきるんだ。 いいね・・・ エルド。」
やさしく エルド の ふるえる こころ を
トウフィ だった 「わたし」 の いしき が つつみます。
・・・いやだ・・ いやだ!
ひとり に しないで。
どこ に いく と いうの? トウフィ・・?
「わたし は カエル だった 【わたし】を さがしている。
いっしょ に いきて くれた こと に ひとこと で いい。
ありがとう と つたえる ために。 」
・・・ぼく も、 いく。 カエル に あい に いく
トウフィ だった 「わたし」 は
せつなげな エルド の ねがい が いたい ほど に わかります。
「むり だよ。 それ は・・・
きみ の いのち が おわって しまう ほど に
はるか とおく の べつ の うちゅう を
めざさなければ ならない の だから。」
・・・ぼく は ほら! ・・からだ なんて ない よ。
だから いける。 どこ に だって いける。
トウフィ が つれて いって くれる なら!・・・
「でも、 いのち は ある・・・ そうだろう?
むだ に しないで ほしい。 いのち の じかん を。」
トウフィ だった 「わたし」 は
ふりきる ように わかれ を つげました。
「いきるんだ。 いいね。 エルド。 いままで ありがとう。」
・・・おねがい トウフィ・・・
ついて いく・・ つれて いって!!!
キミ の おもい と ぼく の おもい に
なん の ちがい が ある!?
ぼく は もう なに も ない。
のぞむ のは カエル を まもる こと だけ なのに・・・
あのとき・・
もえる あかい なに か から
ふね を まもろう と したんだよ?!
でも それ は
ぼく の からだ を すりぬけて あたって しまって・・・
ふね は こわれて しまった・・・
~すがた を あらわして は いけない~
カエル が そう ねがった から・・・そう した のに。
そのため に まもって あげられ なかった・・・
だから・・ こんど こそ ・・・
きみ だって おなじ じゃないの?
どこ が、 なに が、 ちがう?
トウフィ だった わたし の
ながい ちんもく を ほし の うみ が のみこんで いきました。
こんな こと は ゆるされる の だろうか・・・
じぶん に といかけて みました。
きが つき ふと おもい ました。
エルド も じぶん と おなじ なのだ・・・
「わたし」 と おなじ 「わたし」 の ぶんしん・・・
~ あなた の おもう とおり に。
それ は わたし の のぞみ です・・・
さいしょ の わたし の こえ が きこえます。
「エルド・・・ ほんとう に それで いいの かい?」
ゆるして くれる だろうか・・・ カエル だった 「わたし」は。
トウフィ だった 「わたし」 は けっしん を しました。
「ならば・・ おいで。
【わたし】の なか で いきろ。 ・・・エルド。」
ふたつ の たましい が ゆうごう する しゅんかん。
たがい の ねがい が おなじ である こと を わかち あいました。
ふたつの たましい は
いちど ひとつ に まとまった のち・・・
ゆうごう の はげしい エネルギー を えて
みっつ に ぶんり を しました。
いきおい で わかれた うち の ひとつ は
べつ の じげん へ と とびこんで いきました。
おさない こども の ような じゅんすい な いしき。
みなもと に ちかい せいじゅく した いしき。
ふたつ の いしき を あわせ もつ たましい。
あらたな 「わたし」 が たんじょう しました。
「さあ・・・ いこう。 たいせつな 「わたし」を みつけに・・・」
ふたり の 「わたし」は
うなづき あって、 とおい うちゅう を めざす の でした。
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カエル だった「わたし」を おいかけて
きらめきく むすう の ほし めぐって とび つづけ ました。
とおく で かつて の なまえ を だれか に
よばれて いる こと に きが つきました。
それは ひぶっしつ の そんざい ・・・
いまにも きえて しまい そう に
かなしげ で よわよわしい ようす が みえました。
~「わたし」は あの そんざい を しっている。
さいご の とき まで
カエル だった 「わたし」が いかそうと していた
【ドレイコ の エルド】・・・
・・・カエル どこ? トウフィ どこ?
おねがい・・ こたえて・・・
「エルド・・ だね。 【わたし】だよ。 わかるかい。
【トウフィ】だったもの、だ。 きこえるかい? エルド?!」
エルド は きづきました。
なつかしい けはい を かんじました。
よびかけ の ぬし の すがた は どこにも ありません・・・
・・・トウフィ!!! どこ!?
ちから を ふり しぼって おおきく しゅうい を
まわり かくにん した けれども
けはい は あっても どこにも すがた は ない の です・・・
「すまないね。 エルド。。
トウフィだった【わたし】も
カエル だった「わたし」 も・・・
もう、 いない のだよ。
これから きみ は じぶん の ちから で
うちゅう を いきぬく すべ を みに つけて ほしい。
これ は カエル だった 「わたし」 の のぞみ だから。
しんぱい を させて すまない。
さき に いのち が おわって しまって・・・
きみ を のこして いく こと を ゆるして ほしい。
いきるんだ。 いいね・・・ エルド。」
やさしく エルド の ふるえる こころ を
トウフィ だった 「わたし」 の いしき が つつみます。
・・・いやだ・・ いやだ!
ひとり に しないで。
どこ に いく と いうの? トウフィ・・?
「わたし は カエル だった 【わたし】を さがしている。
いっしょ に いきて くれた こと に ひとこと で いい。
ありがとう と つたえる ために。 」
・・・ぼく も、 いく。 カエル に あい に いく
トウフィ だった 「わたし」 は
せつなげな エルド の ねがい が いたい ほど に わかります。
「むり だよ。 それ は・・・
きみ の いのち が おわって しまう ほど に
はるか とおく の べつ の うちゅう を
めざさなければ ならない の だから。」
・・・ぼく は ほら! ・・からだ なんて ない よ。
だから いける。 どこ に だって いける。
トウフィ が つれて いって くれる なら!・・・
「でも、 いのち は ある・・・ そうだろう?
むだ に しないで ほしい。 いのち の じかん を。」
トウフィ だった 「わたし」 は
ふりきる ように わかれ を つげました。
「いきるんだ。 いいね。 エルド。 いままで ありがとう。」
・・・おねがい トウフィ・・・
ついて いく・・ つれて いって!!!
キミ の おもい と ぼく の おもい に
なん の ちがい が ある!?
ぼく は もう なに も ない。
のぞむ のは カエル を まもる こと だけ なのに・・・
あのとき・・
もえる あかい なに か から
ふね を まもろう と したんだよ?!
でも それ は
ぼく の からだ を すりぬけて あたって しまって・・・
ふね は こわれて しまった・・・
~すがた を あらわして は いけない~
カエル が そう ねがった から・・・そう した のに。
そのため に まもって あげられ なかった・・・
だから・・ こんど こそ ・・・
きみ だって おなじ じゃないの?
どこ が、 なに が、 ちがう?
トウフィ だった わたし の
ながい ちんもく を ほし の うみ が のみこんで いきました。
こんな こと は ゆるされる の だろうか・・・
じぶん に といかけて みました。
きが つき ふと おもい ました。
エルド も じぶん と おなじ なのだ・・・
「わたし」 と おなじ 「わたし」 の ぶんしん・・・
~ あなた の おもう とおり に。
それ は わたし の のぞみ です・・・
さいしょ の わたし の こえ が きこえます。
「エルド・・・ ほんとう に それで いいの かい?」
ゆるして くれる だろうか・・・ カエル だった 「わたし」は。
トウフィ だった 「わたし」 は けっしん を しました。
「ならば・・ おいで。
【わたし】の なか で いきろ。 ・・・エルド。」
ふたつ の たましい が ゆうごう する しゅんかん。
たがい の ねがい が おなじ である こと を わかち あいました。
ふたつの たましい は
いちど ひとつ に まとまった のち・・・
ゆうごう の はげしい エネルギー を えて
みっつ に ぶんり を しました。
いきおい で わかれた うち の ひとつ は
べつ の じげん へ と とびこんで いきました。
おさない こども の ような じゅんすい な いしき。
みなもと に ちかい せいじゅく した いしき。
ふたつ の いしき を あわせ もつ たましい。
あらたな 「わたし」 が たんじょう しました。
「さあ・・・ いこう。 たいせつな 「わたし」を みつけに・・・」
ふたり の 「わたし」は
うなづき あって、 とおい うちゅう を めざす の でした。
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