童話。
ちょっとだけ、スピリチュアル。
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さんぼう が め を さました とき
まわり に みえる もの は
しろい ふわふわ と した もの ばかり。
「・・・ここ は・・?!」
きょうふ と ふあん で
こえ に ならない さけび を あげて
いっしょ だった はず の オウェングス を さがし ました。
「きこえてるよ。 め が さめたんだ ね・・」
からだ を つつむ しろい もの を かき わける と
オウェングス の かお が
のぞき こんで いる のが みえました。
「・・・ここは?」
ふあん そう に しゅうい を みまわし ながら
さんぼう は からだ を おこそう と する と
オウェングス が まだ ねていた ほうが いい と
くび を よこ に ふりました。
「だいじょうぶ。
ちゃん と となり の ほし に ついたよ。
つかれ が とれて いない だろ?
ほら、よこ に なって いた ほうが いい。
ぼく も まだ ものすごく ねむい し・・・。
ここ には 『ぼく の だいじな ひと』 が
【みこ】 として つとめて いる。
【サタラン】と いうんだ。 あと で しょうかい するから。」
さんぼう は どうしても ねむけ に さからえず に
しろい ふわふわ の なか に
ねむり と いっしょ に ふかく しずんで いき ました。
★
つぎ に めざめた とき には
からだ も あたま も すっきり と して いて
ここち よく おき あがる こと が でき ました。
オウェングス に ぴったり と よりそって いる
いせいじん が 【サタラン】だ と しょうかい され ました。
からだ は ほそく、あおじろい はだ に
ひきずる ほど に ながい しろい かみ、
あおい ひとみ の その じょせい は
さんぼう の め に
「いしつ な もの」としか うつり ません。
『ごあんしん なさって ください。
わたし の こと も どうか しんよう を
いただき たく おねがい を いたし ます』
のうない に ちょくせつ じょせい の こえ が とどき、
じぶん の かんがえ が よまれて いること に
さんぼう は おもわず たじろぎ ました。
『ごめんなさい・・ おたがい に ことば が つうじ ない ので
こうして 【おはなし】 する より ほか に
てだて が ないので・・ おゆるし ください。』
こころ の そこ から わびて いる サタラン の おもい が
つたわって くる と さんぼう は ひょうじょう を
すこし だけ やわらげ ました。
「かのじょ が しょくじ を ようい して くれて いるよ。
たべながら この ほし の ことを きみ に
よびちしき として はなして おきたい んだ。」
オウェングス が さんぼう に かた を かし、
たち あがらせ ながら いい ました。
★
「なるほど・・ だいたい りかい した。
おまえ が このほし に いじゅう を かんがえる のも
なんとなく だが、 わかる き が する。」
さんぼう は はじめて くち に した
めずらしい しょくじ に すっかり まんぷく に なり ながら
あらためて サタラン を みつめ ました。
「あなた が じぜん に ねまわし を して くださる
こと に かんしゃ を します。
・・・しかし、わたし は じぶんじしん で たしかめた けっか で
なければ さいしゅうてき に しんらい は よせられ ない。」
サタラン は おっしゃる とおり と うなづき ました。
『この ほし では エリアごとの 【とうちしゃ】が
それぞれ の コミュニティ の いけん を くみあげて、
ぎかい で しんぎ されて、 けってい なされます。
わたしたち 【しんかん】 と 【みこ】 は
その けっていないよう の せいさ を おこなう
さいしゅう はんだん の せきむ を にないます。
かみ で ある 【てん】の みこころ に
かなう もの で あれば
コミュニティに ひろめて よし、と します。
そうで なければ ぎかい の けっていないよう で あっても
はくし に する けんり が あたえられて おります。』
さんぼう は てで サタラン の ことば を さえぎりました。
「まってくれ・・ かみ で ある【てん】?とは??
なん の こと です?
【しんこう】のこと ですか? このほし での・・?」
サタラン は やわらかく ほほえんで
いのるよう に りょうて を むね の まえ で
こうさ させて ゆっくり と おき ました。
『【てん】 とは 【うちゅう】です。
うちゅう の いしき。
この あまねく ほしぼし と そこに ある すべて を
いつくしむ いしき が わたしたち の 【かみ】 なのです。
わたしたち は
かみ として の 【てん】の こども に すぎま せん。
こども である わたくしたち が
おや から の おしえ を もとめて
まなぶ のは あたりまえ の こと です。
より よい あす を えらぶ ため。
せかい の しんり です。』
「ぼくら の みえない もの を
この ほし の ひとびと は 【みつめて いる】んだよ。
それ が ゆたかさ の ひとつ の よういん なのだろう と
・・そう、 ぼく は りかい して いる んだ・・・
しょうじき な ところ、
ぼく にも よく わからない けれど ね。」
オウェングス は かた を すくめて
それでも サラタンの かたる もの に しんじつ を
かんじる と いい ました。
「ぼくら と この ほし の とうちしゃたち との めんだん を
サタランたち【しんしょく】 が とりもって くれる。
【しんかん】も 【みこ】も ぼくたち に こういてき だから
もんだいなく うけいれ の たいせい は ととのう と おもう。
あと は ぼくら の もんだい だろう。
このほし の おおくの ひとびと は
ぼくら が あかい ほし に くらして いる こと を
なんびゃくねん も まえ から しって いる。
それに くらべて、 ぼくら は なに も しらな かった・・・。
せいしんてき にも せいじゅく して いる んだよ。
この あおい ほし の ひとびと は。」
こども のように ひとみ を かがやかせている オウェングス を
となりで うれしそう に みつめる サタランの ようす に
ほほえましく おもい ながら も。
さんぼう は どこか ふあん なの でした。
・・・ 「こい は もうもく」、ってやつ だ ・・・
いま の オウェングス は れいせい じゃない。
さんぼう は あらためて
【じぶん が しっかり と みきわめ なければ】 と おもい ました。
★ ★ ★
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まわり に みえる もの は
しろい ふわふわ と した もの ばかり。
「・・・ここ は・・?!」
きょうふ と ふあん で
こえ に ならない さけび を あげて
いっしょ だった はず の オウェングス を さがし ました。
「きこえてるよ。 め が さめたんだ ね・・」
からだ を つつむ しろい もの を かき わける と
オウェングス の かお が
のぞき こんで いる のが みえました。
「・・・ここは?」
ふあん そう に しゅうい を みまわし ながら
さんぼう は からだ を おこそう と する と
オウェングス が まだ ねていた ほうが いい と
くび を よこ に ふりました。
「だいじょうぶ。
ちゃん と となり の ほし に ついたよ。
つかれ が とれて いない だろ?
ほら、よこ に なって いた ほうが いい。
ぼく も まだ ものすごく ねむい し・・・。
ここ には 『ぼく の だいじな ひと』 が
【みこ】 として つとめて いる。
【サタラン】と いうんだ。 あと で しょうかい するから。」
さんぼう は どうしても ねむけ に さからえず に
しろい ふわふわ の なか に
ねむり と いっしょ に ふかく しずんで いき ました。
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つぎ に めざめた とき には
からだ も あたま も すっきり と して いて
ここち よく おき あがる こと が でき ました。
オウェングス に ぴったり と よりそって いる
いせいじん が 【サタラン】だ と しょうかい され ました。
からだ は ほそく、あおじろい はだ に
ひきずる ほど に ながい しろい かみ、
あおい ひとみ の その じょせい は
さんぼう の め に
「いしつ な もの」としか うつり ません。
『ごあんしん なさって ください。
わたし の こと も どうか しんよう を
いただき たく おねがい を いたし ます』
のうない に ちょくせつ じょせい の こえ が とどき、
じぶん の かんがえ が よまれて いること に
さんぼう は おもわず たじろぎ ました。
『ごめんなさい・・ おたがい に ことば が つうじ ない ので
こうして 【おはなし】 する より ほか に
てだて が ないので・・ おゆるし ください。』
こころ の そこ から わびて いる サタラン の おもい が
つたわって くる と さんぼう は ひょうじょう を
すこし だけ やわらげ ました。
「かのじょ が しょくじ を ようい して くれて いるよ。
たべながら この ほし の ことを きみ に
よびちしき として はなして おきたい んだ。」
オウェングス が さんぼう に かた を かし、
たち あがらせ ながら いい ました。
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「なるほど・・ だいたい りかい した。
おまえ が このほし に いじゅう を かんがえる のも
なんとなく だが、 わかる き が する。」
さんぼう は はじめて くち に した
めずらしい しょくじ に すっかり まんぷく に なり ながら
あらためて サタラン を みつめ ました。
「あなた が じぜん に ねまわし を して くださる
こと に かんしゃ を します。
・・・しかし、わたし は じぶんじしん で たしかめた けっか で
なければ さいしゅうてき に しんらい は よせられ ない。」
サタラン は おっしゃる とおり と うなづき ました。
『この ほし では エリアごとの 【とうちしゃ】が
それぞれ の コミュニティ の いけん を くみあげて、
ぎかい で しんぎ されて、 けってい なされます。
わたしたち 【しんかん】 と 【みこ】 は
その けっていないよう の せいさ を おこなう
さいしゅう はんだん の せきむ を にないます。
かみ で ある 【てん】の みこころ に
かなう もの で あれば
コミュニティに ひろめて よし、と します。
そうで なければ ぎかい の けっていないよう で あっても
はくし に する けんり が あたえられて おります。』
さんぼう は てで サタラン の ことば を さえぎりました。
「まってくれ・・ かみ で ある【てん】?とは??
なん の こと です?
【しんこう】のこと ですか? このほし での・・?」
サタラン は やわらかく ほほえんで
いのるよう に りょうて を むね の まえ で
こうさ させて ゆっくり と おき ました。
『【てん】 とは 【うちゅう】です。
うちゅう の いしき。
この あまねく ほしぼし と そこに ある すべて を
いつくしむ いしき が わたしたち の 【かみ】 なのです。
わたしたち は
かみ として の 【てん】の こども に すぎま せん。
こども である わたくしたち が
おや から の おしえ を もとめて
まなぶ のは あたりまえ の こと です。
より よい あす を えらぶ ため。
せかい の しんり です。』
「ぼくら の みえない もの を
この ほし の ひとびと は 【みつめて いる】んだよ。
それ が ゆたかさ の ひとつ の よういん なのだろう と
・・そう、 ぼく は りかい して いる んだ・・・
しょうじき な ところ、
ぼく にも よく わからない けれど ね。」
オウェングス は かた を すくめて
それでも サラタンの かたる もの に しんじつ を
かんじる と いい ました。
「ぼくら と この ほし の とうちしゃたち との めんだん を
サタランたち【しんしょく】 が とりもって くれる。
【しんかん】も 【みこ】も ぼくたち に こういてき だから
もんだいなく うけいれ の たいせい は ととのう と おもう。
あと は ぼくら の もんだい だろう。
このほし の おおくの ひとびと は
ぼくら が あかい ほし に くらして いる こと を
なんびゃくねん も まえ から しって いる。
それに くらべて、 ぼくら は なに も しらな かった・・・。
せいしんてき にも せいじゅく して いる んだよ。
この あおい ほし の ひとびと は。」
こども のように ひとみ を かがやかせている オウェングス を
となりで うれしそう に みつめる サタランの ようす に
ほほえましく おもい ながら も。
さんぼう は どこか ふあん なの でした。
・・・ 「こい は もうもく」、ってやつ だ ・・・
いま の オウェングス は れいせい じゃない。
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