童話。
ちょっとだけ、スピリチュアル。
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「まつり の ひ」 の あさ は しずか に あけました。
まだ うすぐらい ムラ の はずれ で
オウェングス は さんぼう を まちました。
まつり の ため の めいいっぱい の おしゃれ を した
さんぼう が その すがた とは うらはら に
はれない ひょうじょう で やって くる のが みえました。
「おはよう。 ・・・さむい な。 けさ は・・・」
「おはよう。 きょう は ほんとう に ありがとう。」
つま に あうこと を こころまち に
していた さんぼう の きもち を さっする に あまって
オウェングス は もうしわけない と あたま を さげました。
~ じぶん は これから 【さいあい の ひと】 に
あい に いくのだ と いう のに・・・
「おくさん には・・? なにか れんらく を した の かい?」
「ああ、せんじつ てがみ を だした よ。
・・・【まつり】の ひ に いえ に かえれなくても
けっして うわき って わけ じゃあ ないっ・・てな。」
そういって くすり と わらい ながら
くろい いし で つくられた
うつくしい さいく の ほどこされた ペンダント を
いとおしそう に にぎり しめて さんぼう は いい ました。
「おれ の かみさん が つくって くれたんだ。
あいつ は かざりもの を つくる ムラ に いる。
・・・ほら、すばらしい だろ?! これ・・・
ムラ で いちばん の
うできき の しょくにん、 なんだから・・・」
さんぼう は ペンダント に やさしく くちづける と
そら に うかぶ おおきな わくせい を みあげ ました。
「じゃあ、・・いくか。 あおい ほし に!」
「こころ から きみ に かんしゃ する。」
オェングス は もういちど れい を のべると、
さんぼう の かた に て を おきました。
いっき に あおい わくせい を めざして
じくうかん を 【ジャンプ】 しました。
★
サタラン は まちはずれ の あれち へと
まいちに の ように オウェングス の すがた を
さがし に おとずれる こと を にっか として いました。
その あさ も れいはい を おえる と
じゅうしゃ を すうめい したがえて あれち に やって きました。
「みこさま・・・ あそこ に ひとかげ が・・・?」
じゅうしゃ の ひとり が とおく を ゆびさし ました。
その ほうこう に め を こらすと
かすか に しろい ひとかげ が みえます。
あたま の あたり が あかい いろ なのも わかり ました。
「・・・オウェングス!・・・」
むね が よろこび に たかなり ます。
サタラン は ながい ふく の すそ を つまみ あげて
いちもくさん に はしり だし ました。
「・・み、みこさまぁ・・!
そんな に はしる と ころびますよっ!!」
いき を きらして かけつけた サタラン は
ゆめ に まで みた いとおしい ひと の すがた に
なみだ が うかぶ の でした。
~ オウェングス!!! きて くれましたね!
ぐったり と じめん に ねころぶ しろい ふく の おとこ。
もえるような あかい かみ が しろい かお を ふちどります。
サタラン は オウェングス の じょうはんしん を だきあげ
なんども ほおずり を しました。
~ オウェングス? だいじょうぶ? きこえますか?
サタラン は しねん で かたり かけました。
かすかに ひらいた まぶた の すきま から
くれないいろ に かがやく ほし の ような ひとみ が きらめきます。
「サタラン、あいたかった。 ただいま・・・
ゆうじん を つれてきたよ・・ かれ の こと も たのむ。」
オウェングス は サタラン の ぬくもり に
こころ の そこ から あんしん しました。
・・・ほら、 ひにち を えらべば、 ジャンプ できる・・・
サタラン は おいかけて きた じゅうしゃ たち に
しじ を しました。
「はやく! かれら を しんでん の しゅくしゃ へ・・・!」
じゅうしゃ たち が ふたり の いせいじん を
かつぎ あげて みこ の あと に つづき ます。
「みこさま?・・ 【かれら】は なにもの ですか?」
サタラン は ふりむく と ほほえんで さらり と いいました。
「わたし の おっと と なる かた と
その おかた の たいせつ な ゆうじん・・。
ていちょう に おもてなし を して くださいね。」
じゅうしゃたち は おどろき の ひょうじょう を うかべて
たがい に みつめ あいました。
せおった いせいじん に たいして
きんちょう を かくせない ようす で・・・。
「しゅくしゃ で ゆっくり やすませて さしあげ ましょう。
となり の あかい ほし から
じりき で とんで こられて とても おつかれ なのです。」
じゅうしゃ の ひとり が おもわず たずね かえし ます。
「【じりき で とんで きた】? 【となり の ほし】から?
そんな ことが・・ できる の ですか?
・・・この かたがた は・・・」
「・・・ええ。
わたくしたち と すがたかたち は にて いて も
まったく ことなる 【ちから】を おもち なの です。
かれら の そんざい が わたくしたち の みらい を
あかるい もの に して くださる の です。」
★
オウェングス と さんぼう が めざめた のは
あかい ほし への とうちゃく から まる ふつか のち でした。
★ ★ ★
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まだ うすぐらい ムラ の はずれ で
オウェングス は さんぼう を まちました。
まつり の ため の めいいっぱい の おしゃれ を した
さんぼう が その すがた とは うらはら に
はれない ひょうじょう で やって くる のが みえました。
「おはよう。 ・・・さむい な。 けさ は・・・」
「おはよう。 きょう は ほんとう に ありがとう。」
つま に あうこと を こころまち に
していた さんぼう の きもち を さっする に あまって
オウェングス は もうしわけない と あたま を さげました。
~ じぶん は これから 【さいあい の ひと】 に
あい に いくのだ と いう のに・・・
「おくさん には・・? なにか れんらく を した の かい?」
「ああ、せんじつ てがみ を だした よ。
・・・【まつり】の ひ に いえ に かえれなくても
けっして うわき って わけ じゃあ ないっ・・てな。」
そういって くすり と わらい ながら
くろい いし で つくられた
うつくしい さいく の ほどこされた ペンダント を
いとおしそう に にぎり しめて さんぼう は いい ました。
「おれ の かみさん が つくって くれたんだ。
あいつ は かざりもの を つくる ムラ に いる。
・・・ほら、すばらしい だろ?! これ・・・
ムラ で いちばん の
うできき の しょくにん、 なんだから・・・」
さんぼう は ペンダント に やさしく くちづける と
そら に うかぶ おおきな わくせい を みあげ ました。
「じゃあ、・・いくか。 あおい ほし に!」
「こころ から きみ に かんしゃ する。」
オェングス は もういちど れい を のべると、
さんぼう の かた に て を おきました。
いっき に あおい わくせい を めざして
じくうかん を 【ジャンプ】 しました。
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サタラン は まちはずれ の あれち へと
まいちに の ように オウェングス の すがた を
さがし に おとずれる こと を にっか として いました。
その あさ も れいはい を おえる と
じゅうしゃ を すうめい したがえて あれち に やって きました。
「みこさま・・・ あそこ に ひとかげ が・・・?」
じゅうしゃ の ひとり が とおく を ゆびさし ました。
その ほうこう に め を こらすと
かすか に しろい ひとかげ が みえます。
あたま の あたり が あかい いろ なのも わかり ました。
「・・・オウェングス!・・・」
むね が よろこび に たかなり ます。
サタラン は ながい ふく の すそ を つまみ あげて
いちもくさん に はしり だし ました。
「・・み、みこさまぁ・・!
そんな に はしる と ころびますよっ!!」
いき を きらして かけつけた サタラン は
ゆめ に まで みた いとおしい ひと の すがた に
なみだ が うかぶ の でした。
~ オウェングス!!! きて くれましたね!
ぐったり と じめん に ねころぶ しろい ふく の おとこ。
もえるような あかい かみ が しろい かお を ふちどります。
サタラン は オウェングス の じょうはんしん を だきあげ
なんども ほおずり を しました。
~ オウェングス? だいじょうぶ? きこえますか?
サタラン は しねん で かたり かけました。
かすかに ひらいた まぶた の すきま から
くれないいろ に かがやく ほし の ような ひとみ が きらめきます。
「サタラン、あいたかった。 ただいま・・・
ゆうじん を つれてきたよ・・ かれ の こと も たのむ。」
オウェングス は サタラン の ぬくもり に
こころ の そこ から あんしん しました。
・・・ほら、 ひにち を えらべば、 ジャンプ できる・・・
サタラン は おいかけて きた じゅうしゃ たち に
しじ を しました。
「はやく! かれら を しんでん の しゅくしゃ へ・・・!」
じゅうしゃ たち が ふたり の いせいじん を
かつぎ あげて みこ の あと に つづき ます。
「みこさま?・・ 【かれら】は なにもの ですか?」
サタラン は ふりむく と ほほえんで さらり と いいました。
「わたし の おっと と なる かた と
その おかた の たいせつ な ゆうじん・・。
ていちょう に おもてなし を して くださいね。」
じゅうしゃたち は おどろき の ひょうじょう を うかべて
たがい に みつめ あいました。
せおった いせいじん に たいして
きんちょう を かくせない ようす で・・・。
「しゅくしゃ で ゆっくり やすませて さしあげ ましょう。
となり の あかい ほし から
じりき で とんで こられて とても おつかれ なのです。」
じゅうしゃ の ひとり が おもわず たずね かえし ます。
「【じりき で とんで きた】? 【となり の ほし】から?
そんな ことが・・ できる の ですか?
・・・この かたがた は・・・」
「・・・ええ。
わたくしたち と すがたかたち は にて いて も
まったく ことなる 【ちから】を おもち なの です。
かれら の そんざい が わたくしたち の みらい を
あかるい もの に して くださる の です。」
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