童話。
ちょっとだけ、スピリチュアル。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「まつり」の おこなわれる ひにち が きまる と
クニ から せいじん した すべて の じゅうにん に
さんか が よびかけられます。
さんか そのもの は ぎむ では ありません。
まつり は 「ふうふ」 という かんけい や
「かぞく」の かんかく の うすい、
だんじょ が べつべつ の くらし を している
この しゅぞく に とって は
その かんけいせい を たしかめる たいせつ な きかい です。
そして かぞく を もたない みこん の だんじょ には
パートナー を さがし けっこん し こども を つくる
きかい に なります。
★
オウェングス にも クニ から さんか の よびかけ が
とうぜん あります。
「めんどう だなぁ・・・」
ぼく が ひとり くらい いなくても。
だれか が かわり に いくら でも しそん を
のこす だろう に・・・
かいさい の にひち は あと すうしゅうかん の のち。
なんとなく こよみ に め を むけて
オウェングス は ふと き が つきました。
「あの ほし」が
この ホシ と もっとも ちかづく ひ・・・
よぞら に ひときわ おおきく みえる
あおじろい ほし。
「まつり」は ふくざつ な じげん の へんか が
もっとも あんてい する と
よそく された うえ で
まいかい しんちょう に きめられて います。
「そうか・・・ このひ、 なんだ。」
オウェングス は ひとり で、 じっけん しよう と きめました。
じぶん の もつ いどう する の のうりょく だけ で
「あの ほし」への ジャンプ が できるのか。
どうせ、まつり の ひ は
みんな じぶん の こと で いっぱい だろう。
だれが どこに いよう と
き に とめる ことも ない だろう。
これは チャンス だな。
どんな ばしょ なのか も みてみたい。
だいたい、 ためしても いないんだ。
とち の かいたく を しろ と いう の ならば。
この じっけん そのもの が ひつよう だ。
だれか に そうだん する までも ない。
すれば かならず、 とめられる。
「リーダー は ぼく だ。」
じぶん の えらんだ ほうほう を ためす だけだ。
★
「まつり」 の とうじつ。
なにごと も ないよう な そぶり を みせて。
オウェングス は ムラ の なかま より さき に
しゅっぱつ を しました。
「じゃあ・・・ いくね。 さき に。」
「・・・めずらしい! オウェングス!!
ようやく その き に なった わけ?」
オウェングス は おないどし の
なかま の ことば に ふりかえると。
「うん。 その き に なった。」
まわり の なかま と おなじ ように
「まつり」の ため の おしゃれ を きめて。
まっか な ながい かみ を うしろ で まとめ。
みみかざり を つけ、
おろしたて の まっしろい ふく を きて。
むなもと には リーダー の あかし の
あかく かがやく ネックレス。
みがき あげた ながい あみあげ の ブーツ。
「・・・かっこいいじゃねーかよぉ・・ ネックレス・・
やっぱ、いいなぁ ・・ リーダーって。」
なかま たち は その ネックレス を
うらやましげ に ほめ たたえ ます。
「とびっきり の 【びじょ】 を つかまえる。 かならず!」
そういって いたずらっこ の ように
まだ おさなさ が のこる ひとみ を かがやかせて わらい ました。
「さて ・・と。 いく か・・・!」
なかま の ひやかし の こえ に て を ふりました。
★
あおじろい ほし が いつにも まして おおきく うかぶ そら。
「さいこう だな。」
オウェングス は むね の たかなり と いっしょ に
かるく あし が ふるえる の を かんじ つつ。
~ だいじょうぶ。 ぜったい に、できる。
じっけん を する ばしょ を さがし に
ひとけ の ない ムラ はずれ の あれち を めざし ました。
★ ★ ★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クニ から せいじん した すべて の じゅうにん に
さんか が よびかけられます。
さんか そのもの は ぎむ では ありません。
まつり は 「ふうふ」 という かんけい や
「かぞく」の かんかく の うすい、
だんじょ が べつべつ の くらし を している
この しゅぞく に とって は
その かんけいせい を たしかめる たいせつ な きかい です。
そして かぞく を もたない みこん の だんじょ には
パートナー を さがし けっこん し こども を つくる
きかい に なります。
★
オウェングス にも クニ から さんか の よびかけ が
とうぜん あります。
「めんどう だなぁ・・・」
ぼく が ひとり くらい いなくても。
だれか が かわり に いくら でも しそん を
のこす だろう に・・・
かいさい の にひち は あと すうしゅうかん の のち。
なんとなく こよみ に め を むけて
オウェングス は ふと き が つきました。
「あの ほし」が
この ホシ と もっとも ちかづく ひ・・・
よぞら に ひときわ おおきく みえる
あおじろい ほし。
「まつり」は ふくざつ な じげん の へんか が
もっとも あんてい する と
よそく された うえ で
まいかい しんちょう に きめられて います。
「そうか・・・ このひ、 なんだ。」
オウェングス は ひとり で、 じっけん しよう と きめました。
じぶん の もつ いどう する の のうりょく だけ で
「あの ほし」への ジャンプ が できるのか。
どうせ、まつり の ひ は
みんな じぶん の こと で いっぱい だろう。
だれが どこに いよう と
き に とめる ことも ない だろう。
これは チャンス だな。
どんな ばしょ なのか も みてみたい。
だいたい、 ためしても いないんだ。
とち の かいたく を しろ と いう の ならば。
この じっけん そのもの が ひつよう だ。
だれか に そうだん する までも ない。
すれば かならず、 とめられる。
「リーダー は ぼく だ。」
じぶん の えらんだ ほうほう を ためす だけだ。
★
「まつり」 の とうじつ。
なにごと も ないよう な そぶり を みせて。
オウェングス は ムラ の なかま より さき に
しゅっぱつ を しました。
「じゃあ・・・ いくね。 さき に。」
「・・・めずらしい! オウェングス!!
ようやく その き に なった わけ?」
オウェングス は おないどし の
なかま の ことば に ふりかえると。
「うん。 その き に なった。」
まわり の なかま と おなじ ように
「まつり」の ため の おしゃれ を きめて。
まっか な ながい かみ を うしろ で まとめ。
みみかざり を つけ、
おろしたて の まっしろい ふく を きて。
むなもと には リーダー の あかし の
あかく かがやく ネックレス。
みがき あげた ながい あみあげ の ブーツ。
「・・・かっこいいじゃねーかよぉ・・ ネックレス・・
やっぱ、いいなぁ ・・ リーダーって。」
なかま たち は その ネックレス を
うらやましげ に ほめ たたえ ます。
「とびっきり の 【びじょ】 を つかまえる。 かならず!」
そういって いたずらっこ の ように
まだ おさなさ が のこる ひとみ を かがやかせて わらい ました。
「さて ・・と。 いく か・・・!」
なかま の ひやかし の こえ に て を ふりました。
★
あおじろい ほし が いつにも まして おおきく うかぶ そら。
「さいこう だな。」
オウェングス は むね の たかなり と いっしょ に
かるく あし が ふるえる の を かんじ つつ。
~ だいじょうぶ。 ぜったい に、できる。
じっけん を する ばしょ を さがし に
ひとけ の ない ムラ はずれ の あれち を めざし ました。
★ ★ ★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
PR
リーダー として この ほしで 「あんてい した とち」を
かいたく する チーム を ひきいる やくめ を になった
わかい オウェングス。
じげん の はざま に いちする この ほし では
「とち を ひぶっしつか の りょういき から
いかに おおく とおざけるか」 が
じゅうにん たち の のうりょく を もってしても
せいいっぱい の じょうたい でした。
★
オウェングス は とち かいたく の せんとう に たち
つね に かんじる こと が ありました。
~ なぜ、 ぼくたち しゅぞく は
この ほし に こだわって いるのだろう。。。
とつぜん ぶっしつ じょうたい の とち が
ムラ まるごと ひぶっしつ の じょうたい と なって
きえて しまう ことすら めずらしく ない こと。
あんてい しない とち に くらす ゆえに
かんきょう てきおう の のうりょく が
たかく しんか している しゅぞく。
とち が きえても にくたい を
ひぶっしつか させて
にげる ことが できる ゆえに?
いつまで も さまよい つづける しゅぞく。
オウゥングス の
もえさかる ほのう の ような
あかい かみ が ほほ を なでるように かぜ に なびきます。
「リーダー、きょう は これだけ いどう が かんりょう です」
ぶたいA から オウェングス に ほうこく が とどきます。
「ぶたいA の みなさん おつかれさま でした。
あす に そなえて じゅうぶんな きゅうそく を
とって ください。
ぶたいB は ぶたいA の かくほした エリア を
さらに ひがしほうめん へ いどう させて ください。
わくせい の ぶっしつじげん が あんてい している
いま が チャンス と みます。 さくせん を じっこう してください。」
オウェングス は そう しじ を だして。
ふかい ためいき を つきながら
あかい だいち に よこたわり ました。
「リーダー。 やえい の じゅんび が できました。
・・・ほら。 からだ を こわすから・・。
テント の なか で よこ に なって ください。。。」
チーム の さんぼう が
ねころぶ オウェングス の わき に
こしを かがめながら あたま を
かるく なでて ほほえみます。
さんぼう は ちょうろう の おい の まご に あたり
オウェングス を かわいがって くれる あに の ような
ひと でした。
「・・・オウェングス? どうした?
ここの ところ なやんで いる よう だけれど?」
「ありがとう。 しばらく こうして そら を ながめて いたいんだ。。」
★
~ ほか の しゅだん が あるのでは ないのか?
ぶんめい が ぎじゅつ が しんぽ する
きかい を ことごとく うばう のが
この ほし そのもの の ありかた。
・・・なぜ? みんな は ふしぎ に おもわない?
★
オウェングス は よる に なる と
そら を みあげて ほしぼし を ながめる こと が
すき でした。
「こんな に たくさん ほし が あるのに・・・
ぼく は どうして ここ に いるんだろう・・・」
せんぞ だいだい が うまれ くらした ほし だから?
でんとう が だいじ なのも わかるけど。
・・・でも・・・
こんな いきかた を このさき なんびゃくねん も
くりかえす だけなのか?
★
「おい・・・ メシ も くわんの かよ? オウェングス?」
さんぼう が しょくじ を もってきて すすめてきます。
「さっき ぶたいB の たいちょう から
とち の ひがしほうめん いどう は じゅんちょう と
れんらく が きた。
あんしん して メシ くえって。」
オウェングス は おきあがる と
しょくじ の はいった ふくろ を うけとり
にこんだ にく を ほうばり ました。
「らいげつ の 【まつり】 ・・・ おまえ、いく だろ?
きっと すてき な こ が、いるって!
そろそろ ・・・こども を つくって みろよ。
おまえ くらい だぜ。。。
その とし で 【まつり】 に いかねぇ やつ なんざ・・・」
さんぼう は オウェングス を ひじ で つつき ます。
「おれ なんか なんにん の おやじ だと おもってる!
えっと? いま・・・ おとこ 3にん・・ おんな 2にん‥
らいげつ にも こども が できたら・・・
とにかく しそん を ふやす こと も だいじ、 なんだぞ?」
オウェングス は まつり に いちど は いきました。
しかし き の あいそう な むすめ と であえずに
ただ かえって きました。
「つまんないよ・・・【まつり】。
おんな の こ って、 みんな して つるんでて・・
はなし の かけよう も ないし・・・。
ぎゃく に こえ を かけて もらえた! と おもったら・・・
ははおや くらい の としうえ だったり・・・
ぼく は えんりょ しとく。 むいて ない・・・」
さんぼう は オウェングス の ことば に ふきだし ながら。
「こんど は きっと だいじょうぶ だってば!!
なにしろ クニ で さいねんしょう の 【リーダー】 だぞ! おまえ。
すごく ちゅうもく されて いるんだから!
いや?・・ いっそ おまえ の ばあい、
としうえ に リード して もらえば?!
それも わるく ないって!」
「・・・えんりょ、しとく・・・ いかなくて いいでしょ、べつ に。」
「だめだめ!
こんかい は ぜったい に こども を つくれ。 いいな!?
それで こそ、いちにんまえ なんだ から!!!」
オウェングス は せなか を たたかれて
おもわず せきこみ みます・・・
★
「ところで・・ きみ は にくたい を
ひぶっしつ の じょうたい に したとき
どのくらい いどう する こと が できる?」
オウェングス は さんぼう に たずねました。
「・・・きょり で いうなら・・ この ほし の なか ならば
どこ へ でも いけるけど ・・?
それ、 【ふつう】の レベル だろ?」
「じゃあ、 あの ほし へは いける かな・・・?」
オウェングス は よぞら に ひときわ おおきく かがやく
あおじろい ほし を ゆびさし ました。
「・・・ だめだめ。 ほし への 【ジャンプ】 は タブー だ。
そんな こと くらい、 よく わかってんだろ?
じげん の はざま に とらわれたら かえって こられない。」
さんぼう は かた を すくめて いいます。
「・・・だよねっ、 そりゃあ そうだ・・・」
オウェングス は ふくろ の なか の にこみ を
のど に ながしこみ ながら。
て を のばせば つかめそう な
まんてん の ほしぞら を みあげました。
★ ★ ★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
かいたく する チーム を ひきいる やくめ を になった
わかい オウェングス。
じげん の はざま に いちする この ほし では
「とち を ひぶっしつか の りょういき から
いかに おおく とおざけるか」 が
じゅうにん たち の のうりょく を もってしても
せいいっぱい の じょうたい でした。
★
オウェングス は とち かいたく の せんとう に たち
つね に かんじる こと が ありました。
~ なぜ、 ぼくたち しゅぞく は
この ほし に こだわって いるのだろう。。。
とつぜん ぶっしつ じょうたい の とち が
ムラ まるごと ひぶっしつ の じょうたい と なって
きえて しまう ことすら めずらしく ない こと。
あんてい しない とち に くらす ゆえに
かんきょう てきおう の のうりょく が
たかく しんか している しゅぞく。
とち が きえても にくたい を
ひぶっしつか させて
にげる ことが できる ゆえに?
いつまで も さまよい つづける しゅぞく。
オウゥングス の
もえさかる ほのう の ような
あかい かみ が ほほ を なでるように かぜ に なびきます。
「リーダー、きょう は これだけ いどう が かんりょう です」
ぶたいA から オウェングス に ほうこく が とどきます。
「ぶたいA の みなさん おつかれさま でした。
あす に そなえて じゅうぶんな きゅうそく を
とって ください。
ぶたいB は ぶたいA の かくほした エリア を
さらに ひがしほうめん へ いどう させて ください。
わくせい の ぶっしつじげん が あんてい している
いま が チャンス と みます。 さくせん を じっこう してください。」
オウェングス は そう しじ を だして。
ふかい ためいき を つきながら
あかい だいち に よこたわり ました。
「リーダー。 やえい の じゅんび が できました。
・・・ほら。 からだ を こわすから・・。
テント の なか で よこ に なって ください。。。」
チーム の さんぼう が
ねころぶ オウェングス の わき に
こしを かがめながら あたま を
かるく なでて ほほえみます。
さんぼう は ちょうろう の おい の まご に あたり
オウェングス を かわいがって くれる あに の ような
ひと でした。
「・・・オウェングス? どうした?
ここの ところ なやんで いる よう だけれど?」
「ありがとう。 しばらく こうして そら を ながめて いたいんだ。。」
★
~ ほか の しゅだん が あるのでは ないのか?
ぶんめい が ぎじゅつ が しんぽ する
きかい を ことごとく うばう のが
この ほし そのもの の ありかた。
・・・なぜ? みんな は ふしぎ に おもわない?
★
オウェングス は よる に なる と
そら を みあげて ほしぼし を ながめる こと が
すき でした。
「こんな に たくさん ほし が あるのに・・・
ぼく は どうして ここ に いるんだろう・・・」
せんぞ だいだい が うまれ くらした ほし だから?
でんとう が だいじ なのも わかるけど。
・・・でも・・・
こんな いきかた を このさき なんびゃくねん も
くりかえす だけなのか?
★
「おい・・・ メシ も くわんの かよ? オウェングス?」
さんぼう が しょくじ を もってきて すすめてきます。
「さっき ぶたいB の たいちょう から
とち の ひがしほうめん いどう は じゅんちょう と
れんらく が きた。
あんしん して メシ くえって。」
オウェングス は おきあがる と
しょくじ の はいった ふくろ を うけとり
にこんだ にく を ほうばり ました。
「らいげつ の 【まつり】 ・・・ おまえ、いく だろ?
きっと すてき な こ が、いるって!
そろそろ ・・・こども を つくって みろよ。
おまえ くらい だぜ。。。
その とし で 【まつり】 に いかねぇ やつ なんざ・・・」
さんぼう は オウェングス を ひじ で つつき ます。
「おれ なんか なんにん の おやじ だと おもってる!
えっと? いま・・・ おとこ 3にん・・ おんな 2にん‥
らいげつ にも こども が できたら・・・
とにかく しそん を ふやす こと も だいじ、 なんだぞ?」
オウェングス は まつり に いちど は いきました。
しかし き の あいそう な むすめ と であえずに
ただ かえって きました。
「つまんないよ・・・【まつり】。
おんな の こ って、 みんな して つるんでて・・
はなし の かけよう も ないし・・・。
ぎゃく に こえ を かけて もらえた! と おもったら・・・
ははおや くらい の としうえ だったり・・・
ぼく は えんりょ しとく。 むいて ない・・・」
さんぼう は オウェングス の ことば に ふきだし ながら。
「こんど は きっと だいじょうぶ だってば!!
なにしろ クニ で さいねんしょう の 【リーダー】 だぞ! おまえ。
すごく ちゅうもく されて いるんだから!
いや?・・ いっそ おまえ の ばあい、
としうえ に リード して もらえば?!
それも わるく ないって!」
「・・・えんりょ、しとく・・・ いかなくて いいでしょ、べつ に。」
「だめだめ!
こんかい は ぜったい に こども を つくれ。 いいな!?
それで こそ、いちにんまえ なんだ から!!!」
オウェングス は せなか を たたかれて
おもわず せきこみ みます・・・
★
「ところで・・ きみ は にくたい を
ひぶっしつ の じょうたい に したとき
どのくらい いどう する こと が できる?」
オウェングス は さんぼう に たずねました。
「・・・きょり で いうなら・・ この ほし の なか ならば
どこ へ でも いけるけど ・・?
それ、 【ふつう】の レベル だろ?」
「じゃあ、 あの ほし へは いける かな・・・?」
オウェングス は よぞら に ひときわ おおきく かがやく
あおじろい ほし を ゆびさし ました。
「・・・ だめだめ。 ほし への 【ジャンプ】 は タブー だ。
そんな こと くらい、 よく わかってんだろ?
じげん の はざま に とらわれたら かえって こられない。」
さんぼう は かた を すくめて いいます。
「・・・だよねっ、 そりゃあ そうだ・・・」
オウェングス は ふくろ の なか の にこみ を
のど に ながしこみ ながら。
て を のばせば つかめそう な
まんてん の ほしぞら を みあげました。
★ ★ ★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しんぞう の ように かくちょう と しゅうしゅく を
くりかえす あかい ほし。
そこ に めばえた ある いのち に
かつて 【トウフィ と エルド】 だった
「たましい の ひとつ」 が やどり ました。
☆
その たましい は
にくたい が ぶっしつ と ひっぶしつ の
どちら にも なれる しゅぞく の ひとり として
「だんせい」 を えらんで うまれ ました。
ヒト と よぶ のに ふさわしい ちせい を
もつ かれら は 「おもい の ちから」 で
さまざま な こと が できる のうりょく を もって いました。
ひぶっしつ の だいち を 「かたい とち」 として
ぶっしつか させる こと。
そして それら の とち を ぶっしつか する じげん へ
いどう させる こと。
☆
ひとびと の すがた は とても うつくしい もの でした。
うっすら と ひかり を はなつ しろい はだ に
もえる ような あかい ひとみ と
おなじ いろ の さらり とした かみ の け。
み に まとう の は
しろい とくべつ な ぬの に かぎられて いました。
あれた とち で そだつ すくない しょくぶつ を たべる
け の ながい いきもの の け を ていねい に
おり あげた ぬの です。
その いきもの の にく は
この しゅぞく の ゆいいつ の たべもの でも ありました。
かれら は だんせい と じょせい が
べつべつ の ムラ を つくって くらして いました。
きせつ の かわりめ に
かれら は しそん を のこす ため の
まつり を ひらく しゅうかん が ありました。
べつべつ に くらして いた だんじょ が
ひとつ の ばしょ に あつまり
おたがい に きの あう あいて と であう と。
そこ で にくたい を ひっぶっしつか させて
ふたつ の そんざい は とけあい
ひとつ の そんざい に まとまり ます。
その のち、
みっつ から よっつ に
ぶんれつ を します。
こうして
もと の だんせい と じょせい の ほか に
「こどもたち」 が いのち を え ます。
うまれた こどもたち は じょせい の ムラ で
そだて られて 3ねん のち には
すっかり いちにんまえ に せいちょう します。
そして おとな として それぞれ の せいべつ に おうじて
ムラ に くわわって、 やくめ を えて はたらき ます。
☆
「オェングス」 と なづけられた かれ は
だんせい の ムラ で くらし はじめ
すうねん が すぎた ころ・・・。
ちょうろう に よばれ ました。
「オェングス。
おまえ は この ムラ でも
だれ より も けつだん する いさぎよさ を
もって いる と わたし は おもう。
だから 【リーダー】の やくわり に あっている。
とち の かいたくチーム の リーダー に なってくれ。」
せいねん に せいちょう した オェングス は
あかい ひとみ を おおきく みひらき ました。
いき が とまる おもい で
ことば を しぼり だすと こえ は ふるえて いました。
「じぶん には まだ ・・・ そんな やくわり、むり です!」
ムラ には かれ より も
としうえ で しかも のうりょく に たけた もの が
おおぜい います。
オェングス に ある もの は
「おもいきり の よさ」 だけ でした。
「いいや。 おまえ が やるんだ。
わたし が そう きめた。
だれ にも くちだし は させない。
いいな、 オェングス。 リーダー は おまえ だ。」
ちょうろう は はっきり と そう いう と。
しわ の ふかい かお に
やさしい えがお を うかべ ました。
ひとみ には なみだ が うかんで いました。
「この ムラ の みらい を おまえ に あづけよう。
やすらぎ の ち を みんな に あたえて ほしい。」
オェングス は とまどい の なか で
「わたし なり に せいいっぱい どりょく します・・・」
そう こたえる ほか に ありません でした。
☆
その はなし は またたく ま に
あかい ほし を かけ めぐり ました。
さいねんしょう の リーダー が たんじょう した と。
リーダー が み に つける とくべつ な ネックレス を
じょせいたち の ムラ の ちょうろう から おくられ ました。
オェングス の むなもと に
あかい ほし の ように
ネックレス が かがやき ます。
・・・ やるしか ないんだ ・・・
とし わかい かれ は
ネックレス が
【とてつも なく おもい・・・】 と かんじられて いました。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
くりかえす あかい ほし。
そこ に めばえた ある いのち に
かつて 【トウフィ と エルド】 だった
「たましい の ひとつ」 が やどり ました。
☆
その たましい は
にくたい が ぶっしつ と ひっぶしつ の
どちら にも なれる しゅぞく の ひとり として
「だんせい」 を えらんで うまれ ました。
ヒト と よぶ のに ふさわしい ちせい を
もつ かれら は 「おもい の ちから」 で
さまざま な こと が できる のうりょく を もって いました。
ひぶっしつ の だいち を 「かたい とち」 として
ぶっしつか させる こと。
そして それら の とち を ぶっしつか する じげん へ
いどう させる こと。
☆
ひとびと の すがた は とても うつくしい もの でした。
うっすら と ひかり を はなつ しろい はだ に
もえる ような あかい ひとみ と
おなじ いろ の さらり とした かみ の け。
み に まとう の は
しろい とくべつ な ぬの に かぎられて いました。
あれた とち で そだつ すくない しょくぶつ を たべる
け の ながい いきもの の け を ていねい に
おり あげた ぬの です。
その いきもの の にく は
この しゅぞく の ゆいいつ の たべもの でも ありました。
かれら は だんせい と じょせい が
べつべつ の ムラ を つくって くらして いました。
きせつ の かわりめ に
かれら は しそん を のこす ため の
まつり を ひらく しゅうかん が ありました。
べつべつ に くらして いた だんじょ が
ひとつ の ばしょ に あつまり
おたがい に きの あう あいて と であう と。
そこ で にくたい を ひっぶっしつか させて
ふたつ の そんざい は とけあい
ひとつ の そんざい に まとまり ます。
その のち、
みっつ から よっつ に
ぶんれつ を します。
こうして
もと の だんせい と じょせい の ほか に
「こどもたち」 が いのち を え ます。
うまれた こどもたち は じょせい の ムラ で
そだて られて 3ねん のち には
すっかり いちにんまえ に せいちょう します。
そして おとな として それぞれ の せいべつ に おうじて
ムラ に くわわって、 やくめ を えて はたらき ます。
☆
「オェングス」 と なづけられた かれ は
だんせい の ムラ で くらし はじめ
すうねん が すぎた ころ・・・。
ちょうろう に よばれ ました。
「オェングス。
おまえ は この ムラ でも
だれ より も けつだん する いさぎよさ を
もって いる と わたし は おもう。
だから 【リーダー】の やくわり に あっている。
とち の かいたくチーム の リーダー に なってくれ。」
せいねん に せいちょう した オェングス は
あかい ひとみ を おおきく みひらき ました。
いき が とまる おもい で
ことば を しぼり だすと こえ は ふるえて いました。
「じぶん には まだ ・・・ そんな やくわり、むり です!」
ムラ には かれ より も
としうえ で しかも のうりょく に たけた もの が
おおぜい います。
オェングス に ある もの は
「おもいきり の よさ」 だけ でした。
「いいや。 おまえ が やるんだ。
わたし が そう きめた。
だれ にも くちだし は させない。
いいな、 オェングス。 リーダー は おまえ だ。」
ちょうろう は はっきり と そう いう と。
しわ の ふかい かお に
やさしい えがお を うかべ ました。
ひとみ には なみだ が うかんで いました。
「この ムラ の みらい を おまえ に あづけよう。
やすらぎ の ち を みんな に あたえて ほしい。」
オェングス は とまどい の なか で
「わたし なり に せいいっぱい どりょく します・・・」
そう こたえる ほか に ありません でした。
☆
その はなし は またたく ま に
あかい ほし を かけ めぐり ました。
さいねんしょう の リーダー が たんじょう した と。
リーダー が み に つける とくべつ な ネックレス を
じょせいたち の ムラ の ちょうろう から おくられ ました。
オェングス の むなもと に
あかい ほし の ように
ネックレス が かがやき ます。
・・・ やるしか ないんだ ・・・
とし わかい かれ は
ネックレス が
【とてつも なく おもい・・・】 と かんじられて いました。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カエル だった 「わたし」の たどり ついた うちゅう・・・
そこ は うまれて まもない もの の よう でした。
むすう の ほし が ある もの の
たましい の けはい は ありません。
いのち の けいはい も。
「ずいぶん とおく まで きた な・・・」
「さいしょ の わたし」から どれほど とおく ても
つながって いる かんかく は たしか に あります。
だから・・・ だいじょうぶ。
「わたし」 は ここで 「たくさん の わたし」に なる・・・
「わたし」は ぶんれつ を はじめ ました。
ふえ つづける たくさん の 「わたし」・・・
うまれた 「わたしたち」 は ひかり より も はやく
カエル だった 「わたし」から たびだって いきます。
「わたし は ここ で あなた たち を まって いる から。
たくさん の けいけん を して
その はなし を きかせて ください。」
ほんの すこし だけ・・・。
「さいしょ の わたし」 の きもち が
わかる ような きが しました。
★
トウフィ と エルド だった 「わたし たち」、ふたり は。
カエル だった 「わたし」 が ふえて ひろがって いる
けはい を とおい ばしょ で かんじ とり ました。
これ が あの「わたし」の のぞみ だった のか・・・
ふえる いきおい と かず に おどろき ながら
ふたり の 「わたし」 は かんがえ ました。
「「わたし」は ぶんれつ の ちゅうしん・・・
その ばしょ を めざす から・・・
「きみ」は 【あの、ふえた わたし たち】 を
ふえ ながら おいかけて ほしい。」
「ふたり で いっしょ に ふえたら どう だろう。
その ほう が こうりつ が いい はず。」
「・・・ そうか も しれない ・・ しかし、だ。
かく に なる 「わたし そのもの」 を たもてる だろうか・・・
「わたし たち」 の もくてき そのもの を
わすれて しまう こと は さけたい・・・」
「・・・わかった。
「わたし」が ふえて 「ぶんれつ した わたし」と なる。
ちゅうしん の 「あの、わたし」 に つたえて ほしい。
【いつまでも きみ を まもる】と・・ たのむ。」
ひとり の 「わたし」 が ちから づよく うなづき。
もう ひとり の 「わたし」は
いどう を しながら ふえ つづけて
かすか な 「あの、たいせつ な わたし」の
けはい を はなつ さまざま な ほうこう へ おいかけ ました。
ありがとう と つたえる ため に。
まもる と いう ちかい を じっこう する ため に。
★
いっぽう。
ことなる じげん へ と はじき とばされた
トウフィ と エルド だった 「わたし」の さいしょ の
さんにん の うち の ひとり・・・
「わたし」 は ある ほし で いのち を えました。
ぶっしつ ひぶっしつ の こんざい する その ほし は
いのち を もつ せいめいたい には
いきる こと そのもの が きびしい ところ でした。
じげん の はざま に ちょうど またがる その ほし は
ひぶっしつ の エリア が いじげん に ひきずり こまれ
たえず おおきさ が へんか を して います。
そこ に いきる ちてき せいめいたい として
「わたし」 は いのち を えました。
ふあんてい な かんきょう で
せいぞん の ため に とち を かくほ する
かいたくしゃ として。
あかく かわいた その ほし は
いのち の はんえい を こばみ つづけます。
みゃく うつ しんぞう の ように
かくちょう と しゅうしゅく を くりかえす の でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そこ は うまれて まもない もの の よう でした。
むすう の ほし が ある もの の
たましい の けはい は ありません。
いのち の けいはい も。
「ずいぶん とおく まで きた な・・・」
「さいしょ の わたし」から どれほど とおく ても
つながって いる かんかく は たしか に あります。
だから・・・ だいじょうぶ。
「わたし」 は ここで 「たくさん の わたし」に なる・・・
「わたし」は ぶんれつ を はじめ ました。
ふえ つづける たくさん の 「わたし」・・・
うまれた 「わたしたち」 は ひかり より も はやく
カエル だった 「わたし」から たびだって いきます。
「わたし は ここ で あなた たち を まって いる から。
たくさん の けいけん を して
その はなし を きかせて ください。」
ほんの すこし だけ・・・。
「さいしょ の わたし」 の きもち が
わかる ような きが しました。
★
トウフィ と エルド だった 「わたし たち」、ふたり は。
カエル だった 「わたし」 が ふえて ひろがって いる
けはい を とおい ばしょ で かんじ とり ました。
これ が あの「わたし」の のぞみ だった のか・・・
ふえる いきおい と かず に おどろき ながら
ふたり の 「わたし」 は かんがえ ました。
「「わたし」は ぶんれつ の ちゅうしん・・・
その ばしょ を めざす から・・・
「きみ」は 【あの、ふえた わたし たち】 を
ふえ ながら おいかけて ほしい。」
「ふたり で いっしょ に ふえたら どう だろう。
その ほう が こうりつ が いい はず。」
「・・・ そうか も しれない ・・ しかし、だ。
かく に なる 「わたし そのもの」 を たもてる だろうか・・・
「わたし たち」 の もくてき そのもの を
わすれて しまう こと は さけたい・・・」
「・・・わかった。
「わたし」が ふえて 「ぶんれつ した わたし」と なる。
ちゅうしん の 「あの、わたし」 に つたえて ほしい。
【いつまでも きみ を まもる】と・・ たのむ。」
ひとり の 「わたし」 が ちから づよく うなづき。
もう ひとり の 「わたし」は
いどう を しながら ふえ つづけて
かすか な 「あの、たいせつ な わたし」の
けはい を はなつ さまざま な ほうこう へ おいかけ ました。
ありがとう と つたえる ため に。
まもる と いう ちかい を じっこう する ため に。
★
いっぽう。
ことなる じげん へ と はじき とばされた
トウフィ と エルド だった 「わたし」の さいしょ の
さんにん の うち の ひとり・・・
「わたし」 は ある ほし で いのち を えました。
ぶっしつ ひぶっしつ の こんざい する その ほし は
いのち を もつ せいめいたい には
いきる こと そのもの が きびしい ところ でした。
じげん の はざま に ちょうど またがる その ほし は
ひぶっしつ の エリア が いじげん に ひきずり こまれ
たえず おおきさ が へんか を して います。
そこ に いきる ちてき せいめいたい として
「わたし」 は いのち を えました。
ふあんてい な かんきょう で
せいぞん の ため に とち を かくほ する
かいたくしゃ として。
あかく かわいた その ほし は
いのち の はんえい を こばみ つづけます。
みゃく うつ しんぞう の ように
かくちょう と しゅうしゅく を くりかえす の でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓ぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
トウフィ だった「わたし」は
カエル だった「わたし」を おいかけて
きらめきく むすう の ほし めぐって とび つづけ ました。
とおく で かつて の なまえ を だれか に
よばれて いる こと に きが つきました。
それは ひぶっしつ の そんざい ・・・
いまにも きえて しまい そう に
かなしげ で よわよわしい ようす が みえました。
~「わたし」は あの そんざい を しっている。
さいご の とき まで
カエル だった 「わたし」が いかそうと していた
【ドレイコ の エルド】・・・
・・・カエル どこ? トウフィ どこ?
おねがい・・ こたえて・・・
「エルド・・ だね。 【わたし】だよ。 わかるかい。
【トウフィ】だったもの、だ。 きこえるかい? エルド?!」
エルド は きづきました。
なつかしい けはい を かんじました。
よびかけ の ぬし の すがた は どこにも ありません・・・
・・・トウフィ!!! どこ!?
ちから を ふり しぼって おおきく しゅうい を
まわり かくにん した けれども
けはい は あっても どこにも すがた は ない の です・・・
「すまないね。 エルド。。
トウフィだった【わたし】も
カエル だった「わたし」 も・・・
もう、 いない のだよ。
これから きみ は じぶん の ちから で
うちゅう を いきぬく すべ を みに つけて ほしい。
これ は カエル だった 「わたし」 の のぞみ だから。
しんぱい を させて すまない。
さき に いのち が おわって しまって・・・
きみ を のこして いく こと を ゆるして ほしい。
いきるんだ。 いいね・・・ エルド。」
やさしく エルド の ふるえる こころ を
トウフィ だった 「わたし」 の いしき が つつみます。
・・・いやだ・・ いやだ!
ひとり に しないで。
どこ に いく と いうの? トウフィ・・?
「わたし は カエル だった 【わたし】を さがしている。
いっしょ に いきて くれた こと に ひとこと で いい。
ありがとう と つたえる ために。 」
・・・ぼく も、 いく。 カエル に あい に いく
トウフィ だった 「わたし」 は
せつなげな エルド の ねがい が いたい ほど に わかります。
「むり だよ。 それ は・・・
きみ の いのち が おわって しまう ほど に
はるか とおく の べつ の うちゅう を
めざさなければ ならない の だから。」
・・・ぼく は ほら! ・・からだ なんて ない よ。
だから いける。 どこ に だって いける。
トウフィ が つれて いって くれる なら!・・・
「でも、 いのち は ある・・・ そうだろう?
むだ に しないで ほしい。 いのち の じかん を。」
トウフィ だった 「わたし」 は
ふりきる ように わかれ を つげました。
「いきるんだ。 いいね。 エルド。 いままで ありがとう。」
・・・おねがい トウフィ・・・
ついて いく・・ つれて いって!!!
キミ の おもい と ぼく の おもい に
なん の ちがい が ある!?
ぼく は もう なに も ない。
のぞむ のは カエル を まもる こと だけ なのに・・・
あのとき・・
もえる あかい なに か から
ふね を まもろう と したんだよ?!
でも それ は
ぼく の からだ を すりぬけて あたって しまって・・・
ふね は こわれて しまった・・・
~すがた を あらわして は いけない~
カエル が そう ねがった から・・・そう した のに。
そのため に まもって あげられ なかった・・・
だから・・ こんど こそ ・・・
きみ だって おなじ じゃないの?
どこ が、 なに が、 ちがう?
トウフィ だった わたし の
ながい ちんもく を ほし の うみ が のみこんで いきました。
こんな こと は ゆるされる の だろうか・・・
じぶん に といかけて みました。
きが つき ふと おもい ました。
エルド も じぶん と おなじ なのだ・・・
「わたし」 と おなじ 「わたし」 の ぶんしん・・・
~ あなた の おもう とおり に。
それ は わたし の のぞみ です・・・
さいしょ の わたし の こえ が きこえます。
「エルド・・・ ほんとう に それで いいの かい?」
ゆるして くれる だろうか・・・ カエル だった 「わたし」は。
トウフィ だった 「わたし」 は けっしん を しました。
「ならば・・ おいで。
【わたし】の なか で いきろ。 ・・・エルド。」
ふたつ の たましい が ゆうごう する しゅんかん。
たがい の ねがい が おなじ である こと を わかち あいました。
ふたつの たましい は
いちど ひとつ に まとまった のち・・・
ゆうごう の はげしい エネルギー を えて
みっつ に ぶんり を しました。
いきおい で わかれた うち の ひとつ は
べつ の じげん へ と とびこんで いきました。
おさない こども の ような じゅんすい な いしき。
みなもと に ちかい せいじゅく した いしき。
ふたつ の いしき を あわせ もつ たましい。
あらたな 「わたし」 が たんじょう しました。
「さあ・・・ いこう。 たいせつな 「わたし」を みつけに・・・」
ふたり の 「わたし」は
うなづき あって、 とおい うちゅう を めざす の でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カエル だった「わたし」を おいかけて
きらめきく むすう の ほし めぐって とび つづけ ました。
とおく で かつて の なまえ を だれか に
よばれて いる こと に きが つきました。
それは ひぶっしつ の そんざい ・・・
いまにも きえて しまい そう に
かなしげ で よわよわしい ようす が みえました。
~「わたし」は あの そんざい を しっている。
さいご の とき まで
カエル だった 「わたし」が いかそうと していた
【ドレイコ の エルド】・・・
・・・カエル どこ? トウフィ どこ?
おねがい・・ こたえて・・・
「エルド・・ だね。 【わたし】だよ。 わかるかい。
【トウフィ】だったもの、だ。 きこえるかい? エルド?!」
エルド は きづきました。
なつかしい けはい を かんじました。
よびかけ の ぬし の すがた は どこにも ありません・・・
・・・トウフィ!!! どこ!?
ちから を ふり しぼって おおきく しゅうい を
まわり かくにん した けれども
けはい は あっても どこにも すがた は ない の です・・・
「すまないね。 エルド。。
トウフィだった【わたし】も
カエル だった「わたし」 も・・・
もう、 いない のだよ。
これから きみ は じぶん の ちから で
うちゅう を いきぬく すべ を みに つけて ほしい。
これ は カエル だった 「わたし」 の のぞみ だから。
しんぱい を させて すまない。
さき に いのち が おわって しまって・・・
きみ を のこして いく こと を ゆるして ほしい。
いきるんだ。 いいね・・・ エルド。」
やさしく エルド の ふるえる こころ を
トウフィ だった 「わたし」 の いしき が つつみます。
・・・いやだ・・ いやだ!
ひとり に しないで。
どこ に いく と いうの? トウフィ・・?
「わたし は カエル だった 【わたし】を さがしている。
いっしょ に いきて くれた こと に ひとこと で いい。
ありがとう と つたえる ために。 」
・・・ぼく も、 いく。 カエル に あい に いく
トウフィ だった 「わたし」 は
せつなげな エルド の ねがい が いたい ほど に わかります。
「むり だよ。 それ は・・・
きみ の いのち が おわって しまう ほど に
はるか とおく の べつ の うちゅう を
めざさなければ ならない の だから。」
・・・ぼく は ほら! ・・からだ なんて ない よ。
だから いける。 どこ に だって いける。
トウフィ が つれて いって くれる なら!・・・
「でも、 いのち は ある・・・ そうだろう?
むだ に しないで ほしい。 いのち の じかん を。」
トウフィ だった 「わたし」 は
ふりきる ように わかれ を つげました。
「いきるんだ。 いいね。 エルド。 いままで ありがとう。」
・・・おねがい トウフィ・・・
ついて いく・・ つれて いって!!!
キミ の おもい と ぼく の おもい に
なん の ちがい が ある!?
ぼく は もう なに も ない。
のぞむ のは カエル を まもる こと だけ なのに・・・
あのとき・・
もえる あかい なに か から
ふね を まもろう と したんだよ?!
でも それ は
ぼく の からだ を すりぬけて あたって しまって・・・
ふね は こわれて しまった・・・
~すがた を あらわして は いけない~
カエル が そう ねがった から・・・そう した のに。
そのため に まもって あげられ なかった・・・
だから・・ こんど こそ ・・・
きみ だって おなじ じゃないの?
どこ が、 なに が、 ちがう?
トウフィ だった わたし の
ながい ちんもく を ほし の うみ が のみこんで いきました。
こんな こと は ゆるされる の だろうか・・・
じぶん に といかけて みました。
きが つき ふと おもい ました。
エルド も じぶん と おなじ なのだ・・・
「わたし」 と おなじ 「わたし」 の ぶんしん・・・
~ あなた の おもう とおり に。
それ は わたし の のぞみ です・・・
さいしょ の わたし の こえ が きこえます。
「エルド・・・ ほんとう に それで いいの かい?」
ゆるして くれる だろうか・・・ カエル だった 「わたし」は。
トウフィ だった 「わたし」 は けっしん を しました。
「ならば・・ おいで。
【わたし】の なか で いきろ。 ・・・エルド。」
ふたつ の たましい が ゆうごう する しゅんかん。
たがい の ねがい が おなじ である こと を わかち あいました。
ふたつの たましい は
いちど ひとつ に まとまった のち・・・
ゆうごう の はげしい エネルギー を えて
みっつ に ぶんり を しました。
いきおい で わかれた うち の ひとつ は
べつ の じげん へ と とびこんで いきました。
おさない こども の ような じゅんすい な いしき。
みなもと に ちかい せいじゅく した いしき。
ふたつ の いしき を あわせ もつ たましい。
あらたな 「わたし」 が たんじょう しました。
「さあ・・・ いこう。 たいせつな 「わたし」を みつけに・・・」
ふたり の 「わたし」は
うなづき あって、 とおい うちゅう を めざす の でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カエル として いきた 「わたし」は
「さいしょ の わたし」の もとへ むかいました。
「さいしょ の わたし」 は やさしく あたたかな
ほほえみ を もって いつでも むかえてくれます。
すべて の きおく が 「さいしょ の わたし」へ ながれていく のを
カエル だった 「わたし」 は
おだやか な やすらぎ に つつまれ ながら かんじて いました。
「きかせて くれて ありがとう。
とても すばらしい けいけん を しましたね。
このあと ・・・あなた は なに を したい ですか?」
まんぞく そう な 「さいしょ の わたし」の ようす に
うれしく おもいながら・・・
カエル として いきた 「わたし」は。
その といかけ に はっきり と こたえました。
「わたし も もっと たくさん ・・・
【わたし】 を つくりたい のです。
あなた と おなじ ように 「おおく の わたし」 を
この うちゅう へ と おくりだして
たくさん たくさん ・・・おおく の たいけん を したい・・」
じぶん の ささやか な いのち の きおく が
これほど まで 【いみ】 と 【かち】 を もつ の ならば
もっと つみかさねて あつめて みたい・・・
なに が そこから 「わかる」のか を しりたい・・・
「さいしょ の わたし」 は しずか に うなづき ました。
「じゆう に おもうとおり に していいのですよ。
あなた の のぞみ は 「わたし の のぞみ」 そのもの。」
そして カエルだった「わたし」 に たずねました。
「もしかして・・・ あなた は 【なまえ】 が ほしいの では?」
「・・なまえ は いりません・・ わたし は 【わたし】・・」
そう、いって。 しばらくした あと。
「もしも・・ ゆるされる の ならば。。
【カエル】 と。
【あのとき】 の なまえ を なのり たい です。」
とおい ほし の うみ を いとおしそう に
「わたし」は ながめて いいました。
「そうですか。 すてき ですね。」
さいしょ の わたし には
「カエル」だった わたし の のぞみ が すべて つたわります。
「いい の ですよ。 いって いらっしゃい。
あなた は また ここ に もどって きて くれる の でしょう。
いつでも わたし は ここ に います。」
【カエル】 は おれい と ひととき の わかれ を
「さいしょ の わたし」 に つたえる と。
うちゅう の かなた の ほし の うみ に
ふたたび こぎだして いきました。
★
トウフィ だった 「わたし」 が
「さいしょ の わたし」 の もと に ほうこく に やってきました。
にくたい を もつ こと の すばらしさ を
あます こと なく、 つたえました。
「つらい こと も くるしい こと も。
いかり も にくしみ も・・・
にくたい あって こそ の かんじょう でした。
【わたし】 は ひなん も ひてい も そこに しません。
すべて、 たいせつな けいけん でした。」
そして、きづいた こと を はなしました。
「にくたい を もつこと に よって・・・
【あなた と おなじ もので ある】という
たましい の きおく は きえてしまう・・・
しかし、 きっかけさえ あれば。
それは おもいだす こと が できる・・・。
これは【あなた の つくった しくみ】 なのでは ありませんか?」
さいしょ の わたし は くすくす と わらいます。
「そう おもう の ならば、そうです。
ちがう と おもう の ならば、 ちがいます。
【わたし の きおく】 から じゆう に なって こそ
おおく の けいけん が ひろがる の だと
あなた が そう かんじた の で あれば・・・
それで、よい の です。」
トウフィだった 「わたし」 は その こたえ に
おもわず おおわらい を しました。
「おもった とおり。
【あなた】は、 そう こたえる だろう、と おもいました。」
さいしょ の わたし は たずねました。
「このあと ・・・あなた は なに を したい ですか?」
トウフィ として いきた 「わたし」は しばらく
ほしぼし を ながめて・・・。
「あのとき、 わたし と いっしょ に にくたい を もって
とも に いきる けいけん を してくれた
「わたし」に・・ ありがとう と つたえたい。
すべて は それから です・・・ 」
「それに」。。。と ちいさく つぶやき。
「わたし には じぶん で きめた やくわり が あります。
【あなた】と わたしたち が おなじ もの で ある こと・・
それ を 【おおく の わたし】に おもいだして ほしい と。
それ に よって・・ こどく と さみしさ を こえて。
にくたい を えて いのち を いきる すばらしさ を
おおく の わたし に けいけん して もらいたい の です。」
さいしょ の わたし は ほほえみ ました。
「あなた の のぞむ まま に。
それは わたし の のぞみ そのもの です。
・・・ところで・・・
あなた が 「あいたい」と のぞむ たましい は・・・
すでに、やりたい こと を もとめて たびだち ました。
・・・あちら の ほう の うちゅう へ。」
【トウフィ】は おれい と ひととき の わかれ を
「さいしょ の わたし」 に つたえる と。
うちゅう の かなた の ほし の うみ に
ふたたび こぎだして いきました。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「さいしょ の わたし」の もとへ むかいました。
「さいしょ の わたし」 は やさしく あたたかな
ほほえみ を もって いつでも むかえてくれます。
すべて の きおく が 「さいしょ の わたし」へ ながれていく のを
カエル だった 「わたし」 は
おだやか な やすらぎ に つつまれ ながら かんじて いました。
「きかせて くれて ありがとう。
とても すばらしい けいけん を しましたね。
このあと ・・・あなた は なに を したい ですか?」
まんぞく そう な 「さいしょ の わたし」の ようす に
うれしく おもいながら・・・
カエル として いきた 「わたし」は。
その といかけ に はっきり と こたえました。
「わたし も もっと たくさん ・・・
【わたし】 を つくりたい のです。
あなた と おなじ ように 「おおく の わたし」 を
この うちゅう へ と おくりだして
たくさん たくさん ・・・おおく の たいけん を したい・・」
じぶん の ささやか な いのち の きおく が
これほど まで 【いみ】 と 【かち】 を もつ の ならば
もっと つみかさねて あつめて みたい・・・
なに が そこから 「わかる」のか を しりたい・・・
「さいしょ の わたし」 は しずか に うなづき ました。
「じゆう に おもうとおり に していいのですよ。
あなた の のぞみ は 「わたし の のぞみ」 そのもの。」
そして カエルだった「わたし」 に たずねました。
「もしかして・・・ あなた は 【なまえ】 が ほしいの では?」
「・・なまえ は いりません・・ わたし は 【わたし】・・」
そう、いって。 しばらくした あと。
「もしも・・ ゆるされる の ならば。。
【カエル】 と。
【あのとき】 の なまえ を なのり たい です。」
とおい ほし の うみ を いとおしそう に
「わたし」は ながめて いいました。
「そうですか。 すてき ですね。」
さいしょ の わたし には
「カエル」だった わたし の のぞみ が すべて つたわります。
「いい の ですよ。 いって いらっしゃい。
あなた は また ここ に もどって きて くれる の でしょう。
いつでも わたし は ここ に います。」
【カエル】 は おれい と ひととき の わかれ を
「さいしょ の わたし」 に つたえる と。
うちゅう の かなた の ほし の うみ に
ふたたび こぎだして いきました。
★
トウフィ だった 「わたし」 が
「さいしょ の わたし」 の もと に ほうこく に やってきました。
にくたい を もつ こと の すばらしさ を
あます こと なく、 つたえました。
「つらい こと も くるしい こと も。
いかり も にくしみ も・・・
にくたい あって こそ の かんじょう でした。
【わたし】 は ひなん も ひてい も そこに しません。
すべて、 たいせつな けいけん でした。」
そして、きづいた こと を はなしました。
「にくたい を もつこと に よって・・・
【あなた と おなじ もので ある】という
たましい の きおく は きえてしまう・・・
しかし、 きっかけさえ あれば。
それは おもいだす こと が できる・・・。
これは【あなた の つくった しくみ】 なのでは ありませんか?」
さいしょ の わたし は くすくす と わらいます。
「そう おもう の ならば、そうです。
ちがう と おもう の ならば、 ちがいます。
【わたし の きおく】 から じゆう に なって こそ
おおく の けいけん が ひろがる の だと
あなた が そう かんじた の で あれば・・・
それで、よい の です。」
トウフィだった 「わたし」 は その こたえ に
おもわず おおわらい を しました。
「おもった とおり。
【あなた】は、 そう こたえる だろう、と おもいました。」
さいしょ の わたし は たずねました。
「このあと ・・・あなた は なに を したい ですか?」
トウフィ として いきた 「わたし」は しばらく
ほしぼし を ながめて・・・。
「あのとき、 わたし と いっしょ に にくたい を もって
とも に いきる けいけん を してくれた
「わたし」に・・ ありがとう と つたえたい。
すべて は それから です・・・ 」
「それに」。。。と ちいさく つぶやき。
「わたし には じぶん で きめた やくわり が あります。
【あなた】と わたしたち が おなじ もの で ある こと・・
それ を 【おおく の わたし】に おもいだして ほしい と。
それ に よって・・ こどく と さみしさ を こえて。
にくたい を えて いのち を いきる すばらしさ を
おおく の わたし に けいけん して もらいたい の です。」
さいしょ の わたし は ほほえみ ました。
「あなた の のぞむ まま に。
それは わたし の のぞみ そのもの です。
・・・ところで・・・
あなた が 「あいたい」と のぞむ たましい は・・・
すでに、やりたい こと を もとめて たびだち ました。
・・・あちら の ほう の うちゅう へ。」
【トウフィ】は おれい と ひととき の わかれ を
「さいしょ の わたし」 に つたえる と。
うちゅう の かなた の ほし の うみ に
ふたたび こぎだして いきました。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いんせき が うちゅうせん に しょうとつ した とき。
☆ ☆ ☆
カエル は なに が おこったのか わからない まま・・・
きが つくと ほしぞら に うかんで いました。
そして カエル として いきた じかん を
いっしゅん で ふりかえる かんかく に つつまれ ました。
うまれた りゆう。 そして なぜ こうして いるのか。
おっと に なった トウフィ と うまれて くる いぜん に
かわした やくそく の こと。
~ 「わたし」の もと に かえらなければ・・・
にくたい を もつ けいけん を とおして
まなんだ すべて を・・・
「さいしょ の わたし」 に つたえる ために。
カエル だった 「たましい」は その きもち で
むね が はりさけそう な くらい に
いっぱい に なりました。
せつない ような。 しあわせ な ような。 なつかしい ような。
そして しめい に かられる ような。
~ わたし は 「わたし」 に かえらなければ!
☆ ☆ ☆
いんせき が うちゅうせん に しょうとつ した とき。
☆ ☆ ☆
トウフィ は きが つくと。
じぶん の にくたい が ないこと に おどろきました。
ただ ひろがる ほし の うみ が みえるだけ・・・
そして、 けんめい に カエル を さがしました。
そのうち に とつぜん おもいだしました。
~ じぶん が 「にくたい を もつ けいけん を したい」と
なかまたち に はなし を した こと。
そして、 「わたし も いっしょ に いく」 と
いって くれた たましい が いた こと。
それ が カエル として うまれたのだ と いう こと。
「・・・わたし の こうきしん と ぼうけん に つきあって くれた・・・
たいせつな なかま の 「わたし」 に あわなければ!
そして 【ありがとう】 と つたえたい・・」
けんめい に カエル だった たましい の 「わたし」 を
よびながら ほしぞら の うみ へ こぎだし ました。
☆ ☆ ☆
いんせき が うちゅうせん に しょうとつ した とき。
☆ ☆ ☆
にくたい を ひぶっしつ の じょうたい に して
うちゅうせん と ならぶよう に
とんでいた ドレイコ 「エルド」 は
あかく もえさかる もの が
じぶん を すりぬけたの に おどろき ました
・・・ あれ は なに・・?
どうじ に ふあん な きもち に なり
くうかん を とびこえ うちゅうせん を
つつむ ように しゅんかんてき に おおきくなりました。
しかし。
いんせき は ふたたび エルド の
ひぶっしつ の からだ を すりぬけて
うちゅうせん に はげしく しょうとつ しました。
ひかり と とびちる ほのお すらも。
エルド の からだ を とおり ぬけて
うちゅう の かたすみ で
まぶしく かがやく ほし の ように。。。
エルド は ひめい を あげました。
~ いま のは なに?
カエル は どこ?
トウフィ は どこ?
カエル と トウフィ を さがしました。
とびちって ひろがる むすう の ひかり を
ひっし に くうかん を とびこえ ながら
あちこち に おいかけて みました。
~ ひとり に しないで・・・
ひとり は いやだ・・・
おいて いかないで・・・ カエル、 トウフィっ!!!
エルド の さけび は
こえ に なること も なく。
ねがい と なって うちゅう に こだま して いました。
エルド は ひかり を ひたすら おいかけ ました。
そして。
きが つくと。
そこ は いちめん の ほし の うみ が
はるか かなた まで つづいて いる ようす が
みえる の でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ ☆ ☆
カエル は なに が おこったのか わからない まま・・・
きが つくと ほしぞら に うかんで いました。
そして カエル として いきた じかん を
いっしゅん で ふりかえる かんかく に つつまれ ました。
うまれた りゆう。 そして なぜ こうして いるのか。
おっと に なった トウフィ と うまれて くる いぜん に
かわした やくそく の こと。
~ 「わたし」の もと に かえらなければ・・・
にくたい を もつ けいけん を とおして
まなんだ すべて を・・・
「さいしょ の わたし」 に つたえる ために。
カエル だった 「たましい」は その きもち で
むね が はりさけそう な くらい に
いっぱい に なりました。
せつない ような。 しあわせ な ような。 なつかしい ような。
そして しめい に かられる ような。
~ わたし は 「わたし」 に かえらなければ!
☆ ☆ ☆
いんせき が うちゅうせん に しょうとつ した とき。
☆ ☆ ☆
トウフィ は きが つくと。
じぶん の にくたい が ないこと に おどろきました。
ただ ひろがる ほし の うみ が みえるだけ・・・
そして、 けんめい に カエル を さがしました。
そのうち に とつぜん おもいだしました。
~ じぶん が 「にくたい を もつ けいけん を したい」と
なかまたち に はなし を した こと。
そして、 「わたし も いっしょ に いく」 と
いって くれた たましい が いた こと。
それ が カエル として うまれたのだ と いう こと。
「・・・わたし の こうきしん と ぼうけん に つきあって くれた・・・
たいせつな なかま の 「わたし」 に あわなければ!
そして 【ありがとう】 と つたえたい・・」
けんめい に カエル だった たましい の 「わたし」 を
よびながら ほしぞら の うみ へ こぎだし ました。
☆ ☆ ☆
いんせき が うちゅうせん に しょうとつ した とき。
☆ ☆ ☆
にくたい を ひぶっしつ の じょうたい に して
うちゅうせん と ならぶよう に
とんでいた ドレイコ 「エルド」 は
あかく もえさかる もの が
じぶん を すりぬけたの に おどろき ました
・・・ あれ は なに・・?
どうじ に ふあん な きもち に なり
くうかん を とびこえ うちゅうせん を
つつむ ように しゅんかんてき に おおきくなりました。
しかし。
いんせき は ふたたび エルド の
ひぶっしつ の からだ を すりぬけて
うちゅうせん に はげしく しょうとつ しました。
ひかり と とびちる ほのお すらも。
エルド の からだ を とおり ぬけて
うちゅう の かたすみ で
まぶしく かがやく ほし の ように。。。
エルド は ひめい を あげました。
~ いま のは なに?
カエル は どこ?
トウフィ は どこ?
カエル と トウフィ を さがしました。
とびちって ひろがる むすう の ひかり を
ひっし に くうかん を とびこえ ながら
あちこち に おいかけて みました。
~ ひとり に しないで・・・
ひとり は いやだ・・・
おいて いかないで・・・ カエル、 トウフィっ!!!
エルド の さけび は
こえ に なること も なく。
ねがい と なって うちゅう に こだま して いました。
エルド は ひかり を ひたすら おいかけ ました。
そして。
きが つくと。
そこ は いちめん の ほし の うみ が
はるか かなた まで つづいて いる ようす が
みえる の でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
トウフィ の えんそうりょこう は はじまりました。
すみなれた ほし を はなれて
おおくの ほしぼし を めぐりました。
ほし が ちがえば
すむ ひとびと の すがた も
はなす ことば も かわります。
それでも おんがく は どの ほし の ひとびと にも
うけいれて もらえる ものだと いうこと が わかって
トウフィ ほんにん が だれより も かんどう していました。
☆
ドレイコ の「エルド」は
トウフィ と カエル の
えんそうりょこう の あいだ の すまい となる
うちゅうせん の そと に いました。
「おまえ は すがた を あらわしては いけないの」
カエル が なんども なんども そう はなしかけて くる・・
だれよりも だいすきな かのじょ の ことば。
~ カエル が そう のぞむ なら、 そうする。
トウフィ が えんそうかい を ひらいている あいだは
ふたり は うちゅうせん に もどって きません。
なんにち も ・・・ なんしゅうかん も ・・・
エルド は じぶん の すがた を みえなく したままで
うちゅうせん に よりそい。
たいせつ な ふたり の かえり を まつのでした。
そして。
つぎ の えんそうかい を ひらく ほし へ むかう とき。
トウフィ と カエル は うちゅうせん に もどります。
うちゅうせん には ふたり の ほか にも
トウフィ の じむしょ の すたっふ が おおぜい のります。
エルド は どんな とき も
すがた を みせない ように
ひぶっしつか を しつづけ なければ なりません。
カエル に あまえたくても できません。
それでも ふたり の そばに いる だけで
エルド は うれしい の でした。
☆ ☆ ☆
それは あまり にも あっけない できごと でした。
☆ ☆ ☆
うちゅうせん の なか で
けたたましい アラーム が なり ひびき ました。
「しょうげき に そなえ ざせき の ベルト を
しっかり しめて ください」
せんない に アナウンス が ながれます。
トウフィ と カエル は にもつ の せいとん を
ふたり で していた て を とめて
ざせき に すわり ました。
ちいさな まど の むこうに あかく もえさかる
ひのたま が こちらに むかって くる ようす が みえました。
「いんせき ・・・!?」
トウフィ が そう つぶやいた と どうじ に。
うちゅうせん が ひかり と ねつ と
ばくはつ する おと に つつまれました。
☆
トウフィ と カエル の くらす ほし に
じこ が つたえられたのは そのひ の うち でした。
・・・ にんき げんがっき そうしゃ の 【トウフィ】。
いどうちゅう の うちゅうせん に いんせき が しょうとつ。
トウフィ、その つま
および かんけい すたっふ ぜんいん しぼう・・・
うちゅうせん の わずかな はへん のみ が
かいしゅう できた だけ でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すみなれた ほし を はなれて
おおくの ほしぼし を めぐりました。
ほし が ちがえば
すむ ひとびと の すがた も
はなす ことば も かわります。
それでも おんがく は どの ほし の ひとびと にも
うけいれて もらえる ものだと いうこと が わかって
トウフィ ほんにん が だれより も かんどう していました。
☆
ドレイコ の「エルド」は
トウフィ と カエル の
えんそうりょこう の あいだ の すまい となる
うちゅうせん の そと に いました。
「おまえ は すがた を あらわしては いけないの」
カエル が なんども なんども そう はなしかけて くる・・
だれよりも だいすきな かのじょ の ことば。
~ カエル が そう のぞむ なら、 そうする。
トウフィ が えんそうかい を ひらいている あいだは
ふたり は うちゅうせん に もどって きません。
なんにち も ・・・ なんしゅうかん も ・・・
エルド は じぶん の すがた を みえなく したままで
うちゅうせん に よりそい。
たいせつ な ふたり の かえり を まつのでした。
そして。
つぎ の えんそうかい を ひらく ほし へ むかう とき。
トウフィ と カエル は うちゅうせん に もどります。
うちゅうせん には ふたり の ほか にも
トウフィ の じむしょ の すたっふ が おおぜい のります。
エルド は どんな とき も
すがた を みせない ように
ひぶっしつか を しつづけ なければ なりません。
カエル に あまえたくても できません。
それでも ふたり の そばに いる だけで
エルド は うれしい の でした。
☆ ☆ ☆
それは あまり にも あっけない できごと でした。
☆ ☆ ☆
うちゅうせん の なか で
けたたましい アラーム が なり ひびき ました。
「しょうげき に そなえ ざせき の ベルト を
しっかり しめて ください」
せんない に アナウンス が ながれます。
トウフィ と カエル は にもつ の せいとん を
ふたり で していた て を とめて
ざせき に すわり ました。
ちいさな まど の むこうに あかく もえさかる
ひのたま が こちらに むかって くる ようす が みえました。
「いんせき ・・・!?」
トウフィ が そう つぶやいた と どうじ に。
うちゅうせん が ひかり と ねつ と
ばくはつ する おと に つつまれました。
☆
トウフィ と カエル の くらす ほし に
じこ が つたえられたのは そのひ の うち でした。
・・・ にんき げんがっき そうしゃ の 【トウフィ】。
いどうちゅう の うちゅうせん に いんせき が しょうとつ。
トウフィ、その つま
および かんけい すたっふ ぜんいん しぼう・・・
うちゅうせん の わずかな はへん のみ が
かいしゅう できた だけ でした。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ようい した プレイヤー を
エルド に そうちゃく する のは とても こんなん・・・。
「おいで? どうしたの・・・ エルド。こっちに おいで」
エルド は なかなか おもうように いうこと を きかず。
~~ どうやら なにか ある と きがついて いる?
カエル は あらためて ドレイコ の ちのう の たかさ に
おどろかされる の でした。
しごと から かえってきた トウフィ が
はまべ で うなだれて いる カエル に きがつき
となり に ならんで かのじょ から はなし を きくと・・・
「むり だろう・・ ただでさえ この ところ
ぼくたち の ようす が あわただしい こと を
エルド は きが ついている みたいだし・・・
ぼくら が しゅっぱつ の じゅんび に おわれる けはい を
さっち している のが わかる もの。
いっそ、 もう プレイヤー なんか に たよる のは
・・・よさないか?
あいつ の ひぶっしつか する のうりょく は
いまだって じゅうぶん じざいに つかいこなされて いるんだ。
エルド は こうして いま も いきのびて ここに いる。
これから だって じぶん の ちから で
あたらしい せかい で いきて いける はずだ。
ぼくら は あいつ を この ほし から
だっしゅつ させる だけで いい・・・
そうじゃあ ないかい?」
うなばら で まいあがる みずしぶき が
エルド の いま とんでいる いち を しめして います。
カエル は かた を すくめて ほほえみ ました。
「そうね・・ エルド の のうりょく を しんじなくちゃね・・」
★
トウフィ と カエル は ひさしぶり に
それぞれ の りょうしん を ゆうしょく に まねいて
ささやか な パーティー を しました。
トウフィ の しごと の せいこう を いのって。
エルド を ぶじ に よそ の せいいき に にがせる ように いのって。
みんな の けんこう と しあわせ を いのって。
たのしい しょくたく を かこむ あかりが
はまべ に あたたかく ともり。
みんな の えがお と わらいごえ が
なみ の おと と まざりあい・・・
しおかぜ が とおく エルド の もと に とどけます。
・・・みんな が あつまって いる・・・
その ようす に つられる ように
エルド は あいいろ の やみ を きりさく ように
つばさ を ひるがえして はまべ を めざしました。
たのしげな しょくたく の はるか じょうくう を
おおきく せんかい してから
ゆっくり ゆっくり と まいおりて。
テーブル を てらす でんきゅう の あたたかい ひかり が
エルド の かがみ の ような からだ に うつりこみ
まるで ぜんしん に ほし を まとった よう です。
「・・・まあ エルドったら。 いまごろ・・・
なんだか さみしく なっちゃった のね?」
ひるま あんな に よんでも
そば に こなかった エルド が
ひと が あつまる ようす に つられて やってきた こと が
カエル には かわいらしく おもえました。
かのじょ が いす から たちあがる と。
エルド は おおきな つばさ を せなか に たたみこみ
かすかに はな を ならして あまえる ようす を みせて
ながい くび を ゆっくり と カエル の まえに のばしました。
「おまえ は いっしょ に いくの。 わたし と トウフィ と・・。
この はまべ から しゅっぱつ するのよ。。」
カエル の しろい て が はなさき に ふれる と
おおきな エメラルドいろ の ひとみ が
ゆっくり と まばたいて みつめかえして きます。
「しゅっぱつ は 3しゅうかん ご・・・」
じぶん と おなじ いろ の この ひとみ が
ふあんげ に ゆれている こと を
カエル は じゅうぶん わかって いました。
「おまえ は いきなければ いけないの・・ エルド・・・」
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エルド に そうちゃく する のは とても こんなん・・・。
「おいで? どうしたの・・・ エルド。こっちに おいで」
エルド は なかなか おもうように いうこと を きかず。
~~ どうやら なにか ある と きがついて いる?
カエル は あらためて ドレイコ の ちのう の たかさ に
おどろかされる の でした。
しごと から かえってきた トウフィ が
はまべ で うなだれて いる カエル に きがつき
となり に ならんで かのじょ から はなし を きくと・・・
「むり だろう・・ ただでさえ この ところ
ぼくたち の ようす が あわただしい こと を
エルド は きが ついている みたいだし・・・
ぼくら が しゅっぱつ の じゅんび に おわれる けはい を
さっち している のが わかる もの。
いっそ、 もう プレイヤー なんか に たよる のは
・・・よさないか?
あいつ の ひぶっしつか する のうりょく は
いまだって じゅうぶん じざいに つかいこなされて いるんだ。
エルド は こうして いま も いきのびて ここに いる。
これから だって じぶん の ちから で
あたらしい せかい で いきて いける はずだ。
ぼくら は あいつ を この ほし から
だっしゅつ させる だけで いい・・・
そうじゃあ ないかい?」
うなばら で まいあがる みずしぶき が
エルド の いま とんでいる いち を しめして います。
カエル は かた を すくめて ほほえみ ました。
「そうね・・ エルド の のうりょく を しんじなくちゃね・・」
★
トウフィ と カエル は ひさしぶり に
それぞれ の りょうしん を ゆうしょく に まねいて
ささやか な パーティー を しました。
トウフィ の しごと の せいこう を いのって。
エルド を ぶじ に よそ の せいいき に にがせる ように いのって。
みんな の けんこう と しあわせ を いのって。
たのしい しょくたく を かこむ あかりが
はまべ に あたたかく ともり。
みんな の えがお と わらいごえ が
なみ の おと と まざりあい・・・
しおかぜ が とおく エルド の もと に とどけます。
・・・みんな が あつまって いる・・・
その ようす に つられる ように
エルド は あいいろ の やみ を きりさく ように
つばさ を ひるがえして はまべ を めざしました。
たのしげな しょくたく の はるか じょうくう を
おおきく せんかい してから
ゆっくり ゆっくり と まいおりて。
テーブル を てらす でんきゅう の あたたかい ひかり が
エルド の かがみ の ような からだ に うつりこみ
まるで ぜんしん に ほし を まとった よう です。
「・・・まあ エルドったら。 いまごろ・・・
なんだか さみしく なっちゃった のね?」
ひるま あんな に よんでも
そば に こなかった エルド が
ひと が あつまる ようす に つられて やってきた こと が
カエル には かわいらしく おもえました。
かのじょ が いす から たちあがる と。
エルド は おおきな つばさ を せなか に たたみこみ
かすかに はな を ならして あまえる ようす を みせて
ながい くび を ゆっくり と カエル の まえに のばしました。
「おまえ は いっしょ に いくの。 わたし と トウフィ と・・。
この はまべ から しゅっぱつ するのよ。。」
カエル の しろい て が はなさき に ふれる と
おおきな エメラルドいろ の ひとみ が
ゆっくり と まばたいて みつめかえして きます。
「しゅっぱつ は 3しゅうかん ご・・・」
じぶん と おなじ いろ の この ひとみ が
ふあんげ に ゆれている こと を
カエル は じゅうぶん わかって いました。
「おまえ は いきなければ いけないの・・ エルド・・・」
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
かつての カエルの しょくばの どうりょうは
しさくひん を さっそく おくってくれました。
「もんだいが あれば てなおし を するから」と メモが そえてありました。
カエルに とって けんきゅうじょ に つとめていた とうじの
ひとがら も しごとぶり も しんらいを おける
かず すくない ゆうじん です。
ありがたいな、 こころから カエルは かんしゃを しました。
★
それは はこの なかに おさまって いましたが
いっしゅん めを うたがう ものでした。
・・・ なかみは どこ?
とうめい の こがた おんがくさいせい プレーヤー は
そうぞう した いじょうに 「とうめい」 でした。
ないぶ の ぶひん ひとつ ひとうも
すべて とうめいど の たかい ぱーつ で できて いて
こんぽう の はこ の そこ が みえるほど です。
ゆび の さき に のせられる ほどの ちいささには
カエルも おどろく もの でした。
「さすが・・・!
あのひと らしい しごとだわ。 かんぺき・・・」
さっそく、 トウフィに つくって もらった
とくていの おんいき を しゅたい に した
メロディ を いれて きいてみました。
もんだいなく メロディは さいせい されます。
この ちいささ で えいきゅうに さどう しつづけるなら・・
エルドの からだに ふたんを かかることなく
そうちゃく させられる はず・・・
そのとき。
ふと カエル は おもいました。。
「やだ!・・ エルドが そもそも からだ を ひぶっしつか したら・・・
プレーヤーは ひつぜんてき に はずれるって いう ことじゃない・・」
せっかく の アイデア だったのに。
~~ なんで そんな たんじゅんな もんだいに きが つかなかったのか!
がっくり と うなだれて
ゆびさきの とうめいな おんがくプレーヤーを みつめました。
こうなれば エルドの のうりょく そのもの に
きたい する ほかに ない・・ と、 いうことになる・・・
★
まど の そと は ラベンダーいろ に そまった うみ。
その うえを きもちよさげ に つばさ を ひろげる
ちいさな ひかり が かっくう しています。
「でも・・ つかうしか しゅだん は ない もの。
さいしょの ひぶっしつか の きっかけ を
この プレーヤー で つくれるだけでも いい。
そのあと は ながれに まかせるしか、 ない・・・」
カエル は せいさく してくれた ゆうじん に
おれい の メッセージ を そうしん しました。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しさくひん を さっそく おくってくれました。
「もんだいが あれば てなおし を するから」と メモが そえてありました。
カエルに とって けんきゅうじょ に つとめていた とうじの
ひとがら も しごとぶり も しんらいを おける
かず すくない ゆうじん です。
ありがたいな、 こころから カエルは かんしゃを しました。
★
それは はこの なかに おさまって いましたが
いっしゅん めを うたがう ものでした。
・・・ なかみは どこ?
とうめい の こがた おんがくさいせい プレーヤー は
そうぞう した いじょうに 「とうめい」 でした。
ないぶ の ぶひん ひとつ ひとうも
すべて とうめいど の たかい ぱーつ で できて いて
こんぽう の はこ の そこ が みえるほど です。
ゆび の さき に のせられる ほどの ちいささには
カエルも おどろく もの でした。
「さすが・・・!
あのひと らしい しごとだわ。 かんぺき・・・」
さっそく、 トウフィに つくって もらった
とくていの おんいき を しゅたい に した
メロディ を いれて きいてみました。
もんだいなく メロディは さいせい されます。
この ちいささ で えいきゅうに さどう しつづけるなら・・
エルドの からだに ふたんを かかることなく
そうちゃく させられる はず・・・
そのとき。
ふと カエル は おもいました。。
「やだ!・・ エルドが そもそも からだ を ひぶっしつか したら・・・
プレーヤーは ひつぜんてき に はずれるって いう ことじゃない・・」
せっかく の アイデア だったのに。
~~ なんで そんな たんじゅんな もんだいに きが つかなかったのか!
がっくり と うなだれて
ゆびさきの とうめいな おんがくプレーヤーを みつめました。
こうなれば エルドの のうりょく そのもの に
きたい する ほかに ない・・ と、 いうことになる・・・
★
まど の そと は ラベンダーいろ に そまった うみ。
その うえを きもちよさげ に つばさ を ひろげる
ちいさな ひかり が かっくう しています。
「でも・・ つかうしか しゅだん は ない もの。
さいしょの ひぶっしつか の きっかけ を
この プレーヤー で つくれるだけでも いい。
そのあと は ながれに まかせるしか、 ない・・・」
カエル は せいさく してくれた ゆうじん に
おれい の メッセージ を そうしん しました。
★
☆クリックでの応援 & いつも お読みいただきまして ありがとうございますっ☆
お楽しみいただけましたら ↓こちらもぜひ「ONEクリック☆」をお願いします♪
◆オンライン小説ランキング参加作品◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カレンダー
最新コメント
最新記事
(01/30)
(09/10)
(07/09)
(05/10)
(04/11)
プロフィール
HN:
cael
性別:
非公開
RSS
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/30c7bprlrvco
ブログ内検索
最古記事
(01/22)
(01/25)
(01/28)
(02/02)
(02/03)
フリーエリア
フリーエリア