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童話。 ちょっとだけ、スピリチュアル。
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のちに ドラゴンと よばれる 「にくたいを もたない いきもの」の

ぷろとたいぷ となった じんんこうてきに つくりだされた

せいめいたいの 「ドレイコ」たち。



すがたは みんな すこしずつ ことなります。

からだの おおきさも からだの いろも ちがいが あります。


その おおくは つばさを もち そらを とびます。

うろこで ぜんしんが おおわれています。


しかし うろこの まったくない ものが いったい だけ いました。



かんりばんごう 【ナンバー10】・・・ 「エルド」。



ドクターカエルの いでんしの いちぶを もらって うまれた 


ドレイコである 「エルド」は


カエルが ぎんいろの かみを もっているのと にて、


ひかりを はんしゃする ほどに かがやく 


みがきあげた きんぞくのような ぎんいろの からだを しています。





そして カエルが かぜにゆれる このは の ような 


みどりの ひとみを もっているのと にて。




エルドは たてながの こうさいを もった 

みどりいろの ひとみを しています。



そして このほしに いみんとして やってきた 

カエルたちの しゅぞくが 

じぶんの おもいのままに

すきとおった みずの ような 

つばさを あらわすことが できる ように・・



その つばさは かくじつに そこに ありながらも

けっして ふれることが できない 

ひぶっしつの もので あるのと おなじに・・



エルドも そのほかの ドレイコたちも

にくたいを じぶんの おもいどおりに

ひぶっしつか させることが できます。



おとなになった ドレイコたちは ものを たべません。



なにを エネルギーとして いのちを つないでいるのか

がくしゃたちは いまも けんきゅうを つづけて います。








ドレイコたちは かんじょうも あって


かんがえる のうりょくも もっています。


じぶんの きもちを ひょうげんする ことも あります。



かれらには たましいが やどっています。


ヒトと よばれる ちてきせいめいたいと おなじように。




かれらは なんども  にくたいに やどる けいけんを つんだ

おおくの たましい とは ことなり・・・




できたばかりの はるかむかしの うちゅうに 


めばえた いしき としての そんざい「さいしょの わたし」が


いまも なお おくりだし つづけている


「わたしの ぶんしん」としての うまれたての 


たましいたち が やどって います。








「さいしょの わたし」は 


じんこうてきに つくられた せいめいたい に とても きょうみを もちました。




そのなかで 「いきる」とは どういう もの なのだろう?




ヒトとは ことなる せいめいたいに


「ぶんしんの わたし」が やどるのは はじめての ことでした。



「さいしょの わたし」は


ドレイコに やどることに なった 「わたしの ぶんしんたち」にも


「さいしょの わたしの いちぶ である」ことを


にくたいを もつのと どうじに わすれる ように しました。





まっさらな こころで なにを かんじるのか。。。



とても きょうみしんしんで たのしみ なのでした。




☆ ★ ☆



エルドは じぶんを たいせつに してくれて


なにかと あいじょうを そそぐ カエルが だれよりも


だいすき です。




おさない こどもが おやに あまえるのと おなじ ものでした。



カエルの こえと やさしい えがおと


なでてくれる てが だいすき です。









エルドの しらない せかいを カエルは もって います。




ボーイフレンドの がくし トウフィ に みせる


はじらい うきたつ こいする カエルの すがたは



エルドの こころに ちいさな とげが ささったような 


いたみを もたらしました。




エルドは じぶんの しらない カエルの ようすなど


おもいも よらない ものでした。



おちつかなくて。


ふあんで。



じぶんの ほかの ものに えがおと やさしさを むける 


カエルに いらだち と さみしさを おぼえました。



ちいさかった エルドも いまは すっかり おとなに なりました。


ははおやの ように したって いた きもちは



いつしか たいせつな だいすきな ひとりを ひとりじめ したい・・



そういう おもいに かわって いました。



おなじ ドレイコの メスには かんしんが なくても。。




うつくしく やさしい カエルのことを おもうだけで


エルドは やすらかな あたたかい きもちに みたされるのです。



それは せいめいたい としての しゅべつ を こえた


こい であり あい の めばえ なのでした。





エルドには その きもちが いったい なにか・・・


りかいを できずに いるのです。









**つづく**



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