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童話。 ちょっとだけ、スピリチュアル。
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いちねんいじょう るす に なる いえ を

トウフィ と カエル は りょうしん に あずけて いく と きめて。


はんとしご の えんそうりょこう の じゅんび を すすめました。




「ドレイコ」エルド は ぶっしつか の じょうたい で

いま の ところ おとな と おなじ くらい の

おおきさ に なって います。



できれば はんとしご まで これいじょう おおきく なって ほしくない

そう ねがう カエル でした。



ひぶっしつか の じょうたい なら どこで あろうと 

どんな センサー で あろうと たんち されない ドレイコ ですが

ぶっしつか の さい に おおきすぎる しつりょう と にくたい は

いろんな めん で めだちすぎて しまいます。




そして たびだつ その まえ に。


エルド が ひぶっしつか の じょうたい を はたして 

どのくらい ながく たもつ こと が できるのか を

しらべて おきたい と かんがえて いました。



とくてい の 「おと」に はんのう して

ひぶっしつか できる ドレイコ の せいたい の とくちょう を

りようしよう とも かんがえて いました。



しゅうい に なにも なく だれも くらして いない

トウフィ の プライベート ビーチ は

じっけん の ばしょ として さいこう の かんきょう なのも さいわい です。








カエル は こがた の おんがくプレイヤー を

けんきゅうじょ に つとめていた とき の

どうりょう に れんらく を いれて

「すべて とうめい な そざい で つくって もらえないか」と

そうだん していました。



「できれば プレイヤー を さいせい する 

 どうりょくエネルギー も 

 はんえいきゅうてき に きょうきゅう される 

 システム を もちいて・・・」



「しんくう の うちゅう くうかん でも きのうする

 きょうど を もたせて・・・」



その じょうけん に みあう もの が できたら

しさく を ゆずって ほしい ・・・ と。




「いったい、なにに そんな もの が ひつよう なのか」


そうだん を された もと の どうりょう は

ふしぎそう に たずねて きました。



「プレイヤー の つくりかた や いろいろ な ぎじゅつ は

 あなた はつめい した もの として 

 けんり を えて、かつよう して もらって いいの。


 わたし に ひつような もの は 

 じょうけん を みたした こがた で こうせいのう な

 とうめい で えいきゅうさどう する プレイヤー なの だから。


 わたし が うみだした いのち を ながらえ させる ため に

 きょうりょく して ほしいの・・・」




やりとり の なか で・・



「きみ が うみだした いのち?

 ・・・ まさか あの、 【あくむ の けんきゅう】 の こと?」



【あくむ】・・ その ことば に カエル は かお を ゆがめながら。



「あの けんきゅう は ほんとう は りそう の せいめいたい を

 うみだす こと が もくてき だった し、


 ほんらい は きけん でも なんでも ない おとなしくて 

 かしこくて あいじょう あふれる いきもの だった のに。


 いそぎすぎて むりやり しぜんはんしょく を させよう と

 したけっか ・・・ ちのう の たかい 【あのこたち】を

 きずつけて くるしめた  その けっか が まねいた もの なの。



 わたし は うまれた いのち を じゆう に させて あげたい。


 それだけ の こと・・」




なぜ、おんがくプレーヤー なのか、を どうりょう は なんども

くりかえし たずねて きました が



「どうしても ひつよう だから・・」



カエル は それしか いえませんでした。




「【おんがく】 が なんらか の かぎ、 なんだね」




どうりょう は そう なっとく して。



「わかった・・ 

 ぼく の しゅみ の いっかん って はんちゅう に おさめて 

 ・・・やって みるか・・ 」



カエル は モニター の まえ で

どうりょう の ことば に おおきく うなづいて。




「ありがとう。 3かげつご には しさく を おくって ほしいの」




「むちゃいうなぁ!!! ・・ ねるま も ないよ・・

 むかしっから せっかち なの は しっていたけど・・・


 【きみ の だんなさん】 の ライブチケット でもね?

 ペアで プレゼントして くれるって いうなら ・・ 

 ちょっと は がんばれる、かな・・」


どうりょう は そういって にんまり と わらいます。



「わかった。・・ こんど の ツアー を

 さいこう の せき で てはい して おく。」



「さすが【トウフィふじん】! そうこなくっちゃ!」




ふたり は モニター ごし に ハイタッチ を かわし ました。














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