童話。
ちょっとだけ、スピリチュアル。
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そのほしに めばえた すがたのある いしきと たましいを もった いのちは
とても ちいさな ちいさな いきもの です。
これは ある「わたし」の ぶんしん でも ありますし
さいしょの「わたし」の とおい とおい ぶんしん でも あります。
でも その いきものは そのことを おもいだせませんでした。
その ほしに うまれた さいしょの いきもの でした。
いきものは おなじ ところに ちいさな あつまりを つくって くらしました。
なかまたち と いっしょに たべて ねむり そこで ふえて いきました。
じぶんの こどもが うまれて なんねんかすると
その いきものは しんでしまいました。
からだを はなれた たましいは
「わたし」の もとに もどらずに
もういちど おなじ ほしの いきものに やどることを えらびました。
なんびゃくねん なんぜんねん と ときがながれると
その いきものは すこしずつ
ちえをもった かしこい いきものへと かわって いきました。
くらしかたも ただの あつまりから まとめやくのいる 「ムラ」が うまれて
「ムラ」が いくつか あつまって 「クニ」 という おおきな あつまりが うまれました。
「わたし」は きょうみしんしんで そのれきしを みつづけて いました。
あるとき。
ほしに いくつもできた 「あるクニ」と 「あるクニ」との あいだで
いさかいが おこりました。
いさかいの きっかけは たべものの こと でした。
「あるクニ」のいきものたちが くらすとちでは
たべものが めっきり すくなくなり
おおくのいきもの が おなかを へらしていました。
うまれたての こどもが おおきくなれずに びょうきに なりました。
となりの「あるクニ」は たべものが たくさん ある ゆたかな とちに くらしており
まずしいとなりの「あるクニ」から たべものを もとめて
おおくの いきものが ひっこして きました。
いくら ゆたかな とちを もっている 「あるクニ」も
いきなり おおくの いきものが ひっこしして きたので
たべものが だんだん すくなくなって きました。
ふたつの「クニ」の まとめやくどうしが はなしあいを しました。
でも おたがいの いいぶんを ゆずる ことが できず
「クニ」と「クニ」の あいだで けんかが おこりました。
ある「わたし」は いきをころして その けんかを みつづけました。
ある「わたし」には どちらの「クニ」の いいぶんも よく わかりました。
ケンカは ゆたかな とちの 「あるクニ」が かちました。
まずしい とちの 「あるクニ」からの ひっこしてきた
いきものたちを おいだしました。
おいだされた まずしい「あるクニ」から ひっこしてきた いきものたちは
いきる とち と たべものを もとめて
さまようように なりました。
いきものたちは まなびました。
「たべもの」は ゆたかな とちに みのることを。
「たべもの」が あらそいの きっかけに なることを。
ある「わたし」は おもいました。
「いきものは いきるという ほんのうによって しんぽを していくのですね。」
そして、どちらか いっぽうが
ただしいとも まちがっているとも いえない・・・
ということを しりました。
**つづく**
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とても ちいさな ちいさな いきもの です。
これは ある「わたし」の ぶんしん でも ありますし
さいしょの「わたし」の とおい とおい ぶんしん でも あります。
でも その いきものは そのことを おもいだせませんでした。
その ほしに うまれた さいしょの いきもの でした。
いきものは おなじ ところに ちいさな あつまりを つくって くらしました。
なかまたち と いっしょに たべて ねむり そこで ふえて いきました。
じぶんの こどもが うまれて なんねんかすると
その いきものは しんでしまいました。
からだを はなれた たましいは
「わたし」の もとに もどらずに
もういちど おなじ ほしの いきものに やどることを えらびました。
なんびゃくねん なんぜんねん と ときがながれると
その いきものは すこしずつ
ちえをもった かしこい いきものへと かわって いきました。
くらしかたも ただの あつまりから まとめやくのいる 「ムラ」が うまれて
「ムラ」が いくつか あつまって 「クニ」 という おおきな あつまりが うまれました。
「わたし」は きょうみしんしんで そのれきしを みつづけて いました。
あるとき。
ほしに いくつもできた 「あるクニ」と 「あるクニ」との あいだで
いさかいが おこりました。
いさかいの きっかけは たべものの こと でした。
「あるクニ」のいきものたちが くらすとちでは
たべものが めっきり すくなくなり
おおくのいきもの が おなかを へらしていました。
うまれたての こどもが おおきくなれずに びょうきに なりました。
となりの「あるクニ」は たべものが たくさん ある ゆたかな とちに くらしており
まずしいとなりの「あるクニ」から たべものを もとめて
おおくの いきものが ひっこして きました。
いくら ゆたかな とちを もっている 「あるクニ」も
いきなり おおくの いきものが ひっこしして きたので
たべものが だんだん すくなくなって きました。
ふたつの「クニ」の まとめやくどうしが はなしあいを しました。
でも おたがいの いいぶんを ゆずる ことが できず
「クニ」と「クニ」の あいだで けんかが おこりました。
ある「わたし」は いきをころして その けんかを みつづけました。
ある「わたし」には どちらの「クニ」の いいぶんも よく わかりました。
ケンカは ゆたかな とちの 「あるクニ」が かちました。
まずしい とちの 「あるクニ」からの ひっこしてきた
いきものたちを おいだしました。
おいだされた まずしい「あるクニ」から ひっこしてきた いきものたちは
いきる とち と たべものを もとめて
さまようように なりました。
いきものたちは まなびました。
「たべもの」は ゆたかな とちに みのることを。
「たべもの」が あらそいの きっかけに なることを。
ある「わたし」は おもいました。
「いきものは いきるという ほんのうによって しんぽを していくのですね。」
そして、どちらか いっぽうが
ただしいとも まちがっているとも いえない・・・
ということを しりました。
**つづく**
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